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「FXの1,000通貨取引で月5万円って稼げるの?」
「FXの1,000通貨取引で月5万円稼ぐにはどうすればいいの?」
「少額取引で安定した副収入が得たい」
といった悩みを持つ人はきっと多いはずです。
1,000通貨取引は1万通貨取引よりも必要な資金と大損のリスクが小さい一方、得られる利益が少ないのが特徴です。
そこでこの記事では、1,000通貨取引で月5万円稼ぐのは可能なのかを3つのシミュレーションを通してで解説するとともに、月5万円を達成するためのポイントとコツ、注意点をお伝えします。
記事内容を実践すれば、少額の資金でも毎月安定した副収入を得られるようになるぞ!
それでは最初に1,000通貨取引で月5万円稼ぐのは現実的に可能なのかについて解説しましょう。
・必要資金、目標利益、現実的な取引量
・月5万円稼ぐためのポイント、コツ、注意点
・1,000通貨運用におすすめFX会社
FXの1,000通貨取引で月5万円稼ぐのは難しい
初めに理解しておきたいのが、FXの1,000通貨取引で月5万円稼ぐのは難しいことです。
なぜなら1回の取引で稼ぐべき平均利確幅(pips)が大きすぎるからです。
どれくらい難しいのか、この後米ドル円を使ってシミュレーションしますね。
FXの1,000通貨取引シミュレーション
シミュレーションは、デイトレードとスイングトレードに分け下記3パターンで解説します。
ケース①デイトレードの場合
ケース②1週間単位のスイングトレードの場合
ケース③1ヶ月単位のスイングトレードの場合
それぞれの必要資金、目標利益、現実的な取引量を考慮しながら見ていきましょう。
ケース①デイトレードの場合
・必要資金
2022年2月時点で米ドル円のレートは約114円なので、1,000米ドルは114,000円です。
レバレッジを25倍かけた場合の必要資金は、
114,000円÷25倍=4,560円
となります。
レバレッジに対する必要証拠金は下記を参考にしてください。
【レバレッジ対する必要資金の例】
レバレッジ | 必要資金 |
25倍 | 4,560円 |
20倍 | 5,700円 |
10倍 | 11,400円 |
5倍 | 50,700円 |
3倍 | 38,000円 |
1倍 | 114,000円 |
※1米ドル=114円、1,000通貨で取引する場合
約5,000円あれば取引できるから、大金を用意できない人でも取引できるね!
確かに1,000通貨であれば少ない資金で取引できるが、その分勝った時のリターンも少ない。
このシミュレーションで、1,000通貨で月5万円稼ぐのいかに難しいかがわかるぞ。
・目標利益
土日にFX取引ができないのを換算し、1ヶ月の稼働日数を20日とすると、1日の目標利益は、
5万円÷20日=2,500円
です。
・現実的な取引量
1,000米ドルの取引で2,500円の利益を出すには、250pips(=2.5円)の利確が必要です。
しかし米ドル円のレートが1日で2.5円動く日はほとんどなく、1円以内の値動きに収まる日が多いです。
実際にデイトレーダーが狙う1日の平均利益は20~30pipsなので、2,500円稼ぐには取引量を13,000~9,000米ドルに増やす必要があります。
つまり1,000米ドルで250pipsではなく、1万米ドル(約5万円)で25pipsを稼ぐのが現実的です。
ケース②1週間単位のスイングトレードの場合
・必要資金
スイングトレードの場合でもデイトレードと同様、必要資金は4,560円(約5,000円)です。
・目標利益
1ヶ月を4週間とすると、1週間の目標利益は
5万円÷4週間=12,500円
です。
・現実的な取引量
1,000米ドルで12,500円稼ぐには、1,250pips(=12.5円)の利確が必要です。
しかし米ドル円のレートは1週間で100~200pips(=1~2円)程度しか変動しないケースが多いです。
実際には1週間で100pips利確できれば良い方なので、12,500円稼ぐには取引量を13,000米ドルに増やす必要があります。
つまり1,000米ドルで1,250pipsではなく、13,000米ドル(約65,000円)で25pipsを稼ぐのが現実的です。
仮に1,000通貨だったら利益は1,000円程度。
1,000通貨は思った以上に稼ぐのが大変だね。
ケース③1ヶ月単位のスイングトレードの場合
・必要資金
これまでの取引スタイルと同様、必要資金は4,560円(約5,000円)です。
・目標利益
1ヶ月単位のスイングトレードなら5万円がそのまま目標利益となります。
・現実的な取引量
1,000米ドルで5万円稼ぐには、5,000pips(=50円)の利確が必要です。
しかし1ヶ月の米ドル円の変動幅は300~1,000pips(=3~10円)程度です。
実際には1ヶ月で500pips利確できれば良い方なので、5万円稼ぐには取引量を1万米ドルに増やす必要があります。
つまり1,000米ドルで5,000pipsではなく、1万米ドル(約5万円)で500pipsを稼ぐのが現実的です。
1,000通貨で月5万円稼ぐのって現実的ではないんだね。
確かに1,000通貨で狙うのは無謀だが、1,000通貨にこだわらなければ月5万円は現実的な金額だ。
次から月5万円稼ぐポイントを解説していくぞ!
【トレードスタイル別:1,000通貨月5万円シミュレーション比較表】
トレードスタイル | 目標利益 | 1,000通貨取引で必要な利幅/1取引 | 現実的な利幅/1取引※ |
デイトレード(1日) | 2,500円/日 | 250pips | 25pips |
スイングトレード(1週間) | 12,500円/週 | 1,250pips | 25pips |
スイングトレード(1ヶ月) | 50,000円/月 | 5,000pips | 500pips |
※現実的な通貨量:デイトレード = 10,000通貨、スイング(1週間)= 13,000通貨、スイング(1ヶ月) = 10,000通貨
FXの1,000通貨取引で月5万円稼ぐためのポイント3つ
1,000通貨取引で月5万円稼ぐためのポイントは次の3つです。
①取引量を増やす
②取引のマイルールを確立する
③レバレッジを3倍以下に抑える
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
取引量を増やす
ひとつ目は取引量を増やすことです。
理由は先ほどのシミュレーションで見たように、1,000通貨だと利確pipsが圧倒的に足りないからです。
デイトレード、スイングトレードのいずれも最低5万円は用意して、1万通貨取引を行う必要があります。
なお5万円は25倍のフルレバレッジの資金を表すので、証拠金維持率が100%を下回って強制ロスカットされないよう注意が必要です。
取引のマイルールを確立する
取引のマイルールを確立しましょう。
ルールを守って取引すれば、取引判断が感情や体調に左右されず損益が安定するからです。
具体的な設定項目は次の5つです。
【ルールとして設定すべき項目】
- 通貨ペア
- 取引時間
- 取引量
- 投資資金
- エントリー・決済ルール
レバレッジを3倍以下に抑える
レバレッジを3倍以下に抑えましょう。
なぜならレバレッジを最大の25倍で取引すると、スプレッドが引かれただけですぐに証拠金維持率が100%を下回るからです。
安全と言われるレバレッジ3倍以下、つまり証拠金維持率300%以上を維持するために用意すべき資金は以下のとおり必要証拠金の3倍で計算できます。
レートは1米ドル円=114円と仮定します。
【1,000通貨取引の場合】
・必要証拠金=114円×1,000米ドル÷3倍=38,000円
・用意すべき証拠金=38,000円×3倍=114,000円
【1万通貨取引の場合】
・必要証拠金=114円×1万米ドル÷3倍=38万円
・用意すべき証拠金=38万円×3倍=114万円
ポイントをまとめるとマイルールを確立し、レバレッジを3倍以内に収まるように取引量を増やすだ!
月5万円を狙う場合は、114万円用意して38万円で取引すれば安全に稼げるってことね!
FXの1,000通貨取引で月5万円稼ぐコツ3つ
1,000通貨取引で月5万円稼ぎやすくなるコツを3つ紹介します。
①ポンド円で取引する
②重要指標発表後の活発な値動きを狙う
③スプレッドが狭いFX会社を使う
①ポンド円で取引する
米ドル円よりもポンド円の運用がおすすめです。
理由は米ドル円よりもボラティリティ(レートの変動幅)が大きく、大きな利確がしやすいからです。
ただしボラティリティが大きい分、予測と逆方向にレートが動くと大きな損失が出やすいので、早めの損切りを徹底しましょう。
②重要指標発表後の活発な値動きを狙う
重要度の高い経済指標が出た後のトレンドに順張りすると利益を出しやすくなります。
なぜなら経済指標の結果を見て売買の判断をするトレーダーが多く、トレンドが伸びやすいからです。
ただし発表直後はスプレッドが広がって不利なレートで約定したり、不規則なレンジ相場を形成する場合があるので、5分~10分は様子を見るのが無難です。
また相場予測の根拠が立たない時は、値動きに振り回されて損失を出すおそれがあるので取引を控えましょう。
③スプレッドが狭いFX会社を使う
スプレッドが狭いFX会社を使いましょう。
取引回数が多くなるほどスプレッドの負担が大きくなるからです。
例えば1,000通貨のデイトレードでスプレッド0.2銭のFX会社を使った場合、年間コストは480円ですが、1.0銭のFX会社だと2,400円です。
1,000通貨取引ならあまり気にならない差かもしれませんが、1万通貨取引だと年間コストは0.2銭が4,800円、1.0銭が24,000円に増えます。
【スプレッドの年間コスト比較例】
スプレッド | 1万通貨での取引コスト | デイトレードの年間コスト | |
A社 | 1銭 | 1銭(0.01円)×1万通貨=100円 | 24,000円 |
B社 | 0.2銭 | 0.2銭(0.002円)×1万通貨=20円 | 4,800円 |
スプレッドが狭くておすすめのFX会社は後ほど紹介しますね!
あわせて読みたい:【全20社調査】FXスプレッドの広がりを徹底比較!手数料で損しない口座トップ3
FXの1,000通貨取引で月5万円稼ぐ時の注意点3つ
1,000通貨取引で月5万円稼ぐ時には次の3つに注意しましょう。
①マイナー通貨を避ける
②必ず損切り注文を入れる
③ポジポジ病に注意する
①マイナー通貨を避ける
マイナー通貨は避けるべきです。
理由はスプレッドが広いため取引コストが大きく、また流通量が少なくレートの急変で大損しやすいからです。
メジャー通貨の中でも流通量が安定している米ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロ米ドルを取引しましょう。
②必ず損切り注文を入れる
2つ目は損切りの徹底です。
損切りしないと、頑張って積み上げた利益がロスカットで一気に吹き飛ぶ可能性があるからです。
エントリー・利確・決済注文を同時に出せるIFO注文を活用しましょう。
③ポジポジ病に注意する
値動きを予測できない時や、自分が決めたエントリールールを満たさない時は取引を休んで資金を温存してください。
ポジポジ病とは相場の予測が立たないにもかかわらず、常にポジションを保有していないと利益を逃して損をしたような気持ちになる状態をいいます。
月5万円という目標に向けて取引に励むのは大事ですが、優位性が低い相場で取引しても利益は出しにくいので、取引タイミングを見極めましょう。
FXの1,000通貨取引で月5万円稼ぎたい人におすすめのFX会社3選
ここでは、1,000通貨以下で取引できるおすすめのFX会社を3社ご紹介します。
とくにSBI FXトレードは国内でも希少な1通貨からの取引も可能であるため、1,000通貨でも心配な人は100通貨、10通貨と臨機応変に取引量を調整できるのも大きなメリットの会社です!
顧客満足度 第1位! 取引コストが安い「SBI FXトレード」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.18銭※ | 0.38銭※ | 0.88銭※ |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1通貨 | 1,005,000円 (12月13日まで増額中) |
※注文量1~100万通貨までのスプレッド
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※またはそれ以上の数値を想定
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※またはそれ以上の数値を想定
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 新規FX口座開設+お取引で 最大1,000,000円キャッシュバック |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
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スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万2千円 対象期間:口座開設月から翌月末まで |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
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最後にもう一度、内容を確認しましょう。
・月5万円稼ぐには1万通貨取引が現実的
・ロスカット回避のため最低10万円は入金しよう
・効率的に稼ぐならポンド円がおすすめ
【松井証券】 |
|
【GMOクリック証券】 |
|
【GMO外貨】 |
「本当に毎月5万円も稼げるの?」と最初は思うかもしれませんが、10万円用意できれば月5万円稼ぐのは夢ではありません。
安定して稼げるようになれば大きな副収入になると思いますので、ぜひ頑張ってください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!