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初給料に心躍る…いまどき新入社員はいくらもらっている?
2022年度がスタートして1ヵ月。4月に入社した新入社員は、初めて手にした給与に胸がいっぱいになったことでしょう。
厚生労働省『令和3年賃金構造基本統計調査』によると、新卒者の平均月給*は21万2,300円。男女別では、男性は21万3,400円、女性は21万1,000円。学歴別では、高卒で17万9,700円、大卒で22万5,400円、大学院卒で25万3,500円でした。
*労働契約、労働協約あるいは事業所の就業規則などによってあらかじめ定められている支給条件、算定方法によって6月分として支給された現金給与額である「きまって支給する現金給与額」から、超過労働給与額を差し引いた額である「所定内給与額」のこと
初任給の額はそれぞれですが、これからどのように増えていくかは気になるところ。同調査でその後の平均月給と推定年収の推移をみていくと、30代になると月給は30万円弱に、年収は500万円弱となります。その後も増え続け、月給のピークは50代後半、年収のピークは50代前半に訪れます。多くが60歳で定年を迎え、その後は再雇用などで嘱託社員などとなり、65歳や70歳くらいまで働き続けるというパターンが多いですが、定年を機に収入はおおよそ3割減となります。
【年齢別・男性会社員の平均月給と推定年収】
20~24歳:215,400 円/3,329,700 円
25~29歳:253,300 円/4,185,300 円
30~34歳:290,500 円/4,859,800 円
35~39歳:327,000 円/5,456,800 円
40~44歳:357,600 円/5,911,100 円
45~49歳:382,800 円/6,273,400 円
50~54歳:412,100 円/6,719,400 円
55~59歳:413,600 円/6,660,700 円
60~64歳:318,100 円/4,777,200 円
出所:厚生労働省『令和3年賃金構造基本統計調査』から算出
※数値左:平均月給(所定内給与額)、数値右:推定年収