ストレスや生活習慣は「無関係」、マッサージは「逆効果」…薄毛の真相【専門医が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

「ワカメや昆布を食べたら髪の毛が増える」……昔、そんなことをいわれていた時代もありましたが、21世紀ともなると迷信だとわかっている人がほとんどです。しかし、「いま現在も間違った情報が広く信じられていることがある」と、東京メモリアルクリニックの栁澤正之院長はいいます。今回、多くの人が信じてしまっている「髪の毛の迷信・間違った情報」についてみていきます。

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ストレス、睡眠不足…AGAには「影響しない」

男性薄毛の9割以上といわれるAGA(男性型脱毛症)はすでに原因が解明されています。薄毛は男性ホルモンから作られた「DHT」という別のホルモンが直接的な原因であり、「男性ホルモン自体がAGA(薄毛)の直接原因ではない」ということは、意外と知られていない事実です。

 

また、薄毛が気になっている人のなかには「仕事のストレスが増えてから薄毛になった気がする」「睡眠時間、生活習慣が乱れてから抜け毛が増えた」と感じている人が多いと思います。

 

しかし、ストレスや睡眠不足、生活習慣によって、DHTが髪の毛に与える作用に影響することはありません。

 

どんな生活をしているかに関わらず、DHTの作用で薄毛になる人はなる、ならない人はならない、というだけです。そのため、薄毛対策を意識して生活習慣を改善しても効果はありません。

 

AGAは個人差もありますが、20~40歳代で発症することが多いといわれています。ちょうど社会生活によるストレスや生活習慣の乱れ、はたまた加齢による身体の衰えなどが気になってくるころだと思います。

 

同時期に薄毛が気になりだすことで「仕事のせいだな」と責任転嫁したい気持ちもわかるのですが、実際には「ご自身の体質によるもの」という現実を受け入れてください。

食生活、栄養不足もAGAに「無関係」

薄毛対策としてビタミンCや亜鉛などのサプリメントを飲んでいる人もいらっしゃいますが、少なくともAGAによる薄毛には効果がありません。

 

ビタミンC、亜鉛は髪の毛も含めた皮膚全体の原材料ですので、致命的に欠乏することで脱毛症状の原因になることはありえますが、その場合には全身の皮膚にも一緒に何らかの症状が出るはずですし、現代社会でそこまでの栄養不足になることもほとんどないと思われます。

 

前述の通り、AGAによる薄毛は原因が明確に解明されていて、食生活、栄養がAGAに影響しないことは事実です。

 

もちろん、栄養が偏りがちな方がサプリメントを補充することで髪質が改善したりすることは確かにあります。ですが、薄毛対策、AGA治療になるわけではないことはご理解ください。

 

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東京メモリアルクリニック 院長
医学博士
日本形成外科学会 認定専門医
第27回日本臨床毛髪学会 学会長 

日本で初めてAGAに対するフィナステリド治療を開始した東京メモリアルクリニックの3代目院長を務め、30年間に渡るAGA・薄毛治療理念を継承。日本臨床毛髪学会の学会長を歴代最年少で任された、次世代AGA・薄毛治療の旗手。
最近ではオンラインAGA診療「Oops-Hair」の診療担当を務め、日本全国の薄毛で悩む患者に対して、スマートフォンで手軽に適切なAGA診療を提供している。

東京メモリアルクリニックホームページ
オンラインAGA診療「Oops-Hair」
個人ブログ

著者紹介

連載現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法

※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。

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