【関連記事】数多ある薄毛治療…学会が「もっとも推奨する」治療法【専門医が解説】
ストレス、睡眠不足…AGAには「影響しない」
男性薄毛の9割以上といわれるAGA(男性型脱毛症)はすでに原因が解明されています。薄毛は男性ホルモンから作られた「DHT」という別のホルモンが直接的な原因であり、「男性ホルモン自体がAGA(薄毛)の直接原因ではない」ということは、意外と知られていない事実です。
また、薄毛が気になっている人のなかには「仕事のストレスが増えてから薄毛になった気がする」「睡眠時間、生活習慣が乱れてから抜け毛が増えた」と感じている人が多いと思います。
しかし、ストレスや睡眠不足、生活習慣によって、DHTが髪の毛に与える作用に影響することはありません。
どんな生活をしているかに関わらず、DHTの作用で薄毛になる人はなる、ならない人はならない、というだけです。そのため、薄毛対策を意識して生活習慣を改善しても効果はありません。
AGAは個人差もありますが、20~40歳代で発症することが多いといわれています。ちょうど社会生活によるストレスや生活習慣の乱れ、はたまた加齢による身体の衰えなどが気になってくるころだと思います。
同時期に薄毛が気になりだすことで「仕事のせいだな」と責任転嫁したい気持ちもわかるのですが、実際には「ご自身の体質によるもの」という現実を受け入れてください。
食生活、栄養不足もAGAに「無関係」
薄毛対策としてビタミンCや亜鉛などのサプリメントを飲んでいる人もいらっしゃいますが、少なくともAGAによる薄毛には効果がありません。
ビタミンC、亜鉛は髪の毛も含めた皮膚全体の原材料ですので、致命的に欠乏することで脱毛症状の原因になることはありえますが、その場合には全身の皮膚にも一緒に何らかの症状が出るはずですし、現代社会でそこまでの栄養不足になることもほとんどないと思われます。
前述の通り、AGAによる薄毛は原因が明確に解明されていて、食生活、栄養がAGAに影響しないことは事実です。
もちろん、栄養が偏りがちな方がサプリメントを補充することで髪質が改善したりすることは確かにあります。ですが、薄毛対策、AGA治療になるわけではないことはご理解ください。
杉原 杏璃 氏登壇!
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
(入場無料)今すぐ申し込む>>
注目のセミナー情報
【海外活用】12月7日(土)開催
従来の分散投資で資産を守れるのか?
新時代の富裕層が実践する
金融大国「シンガポール」や「フィリピン永住権」を活用した新・資産防衛法
【国内不動産】12月7日(土)開催
元サラリーマン大家の現役投資家社長が伝授…
インバウンド需要を逃すな!
《札幌・民泊投資》で勝ち組になる方法