ストレスや生活習慣は「無関係」、マッサージは「逆効果」…薄毛の真相【専門医が解説】

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ストレスや生活習慣は「無関係」、マッサージは「逆効果」…薄毛の真相【専門医が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

「ワカメや昆布を食べたら髪の毛が増える」……昔、そんなことをいわれていた時代もありましたが、21世紀ともなると迷信だとわかっている人がほとんどです。しかし、「いま現在も間違った情報が広く信じられていることがある」と、東京メモリアルクリニックの栁澤正之院長はいいます。今回、多くの人が信じてしまっている「髪の毛の迷信・間違った情報」についてみていきます。

マッサージは髪の毛に「逆効果」

薄毛対策でマッサージ、と考えている人も多いと思います。

 

しかし、マッサージで薄毛は治りませんし、むしろ髪の毛の悪影響になることがあります。

 

たとえばケガをしたとき、ケガした部分をマッサージする人はいないはずです。ダメージを受けた細胞を治すために、軟膏を塗ったり、絆創膏を張ったりして細胞、組織を保護するのが定石でしょう。

 

AGAを含めた薄毛治療は、ダメージを受けて弱った毛根細胞を回復させる治療です。マッサージによる物理刺激がさらなるダメージになって、毛根細胞にとどめを刺してしまうことにもなりかねません。

 

また手指で触ることで、皮膚の雑菌が頭皮に移り頭皮湿疹、ニキビになった結果薄毛の原因になることも少なからずあります。

 

また、「頭皮が硬いと薄毛になる」というのも完全な迷信です。薄毛になって頭皮が露出した結果、頭皮が硬くなるということはあり得ると思いますが、硬くなった頭皮を柔らかくしても、薄毛が治るわけではありません。

 

軽いリラックス目的の頭皮マッサージで毛根がダメージを受けることもありませんので心配しすぎる必要はありませんが、過度なマッサージはむしろ頭皮、毛根細胞へのダメージにしかならないと思ってください。

 

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※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。