実践!「配慮を示しつつ相手を制止する」例文・解説
同僚があなたに、社外から電話をかけてきました。熱があって病院に行ってきたので、会議に少し遅れるかもしれないとのことです。無理をして会議に出ようとしている同僚を制止し、家で休む提言をする方法を考えます。
【例文】
相手:Hi, Ayumi. Sorry, I may be a few minutes late to the meeting this afternoon because I’m running a fever and just got out of the doctor’s office.
あなた:【①前置き】Oh, are you sure you’re OK?【②反対の意思表示】Maybe you should rest at home.【③理由】Don’t worry, I can handle the meeting.【④代案】Or, if you feel that you absolutely have to attend, you could join us remotely using Skype. Don’t push yourself so hard!
【訳】
相手:もしもし、アユミ。申し訳ないけど、午後の会議に少し遅れてしまうかもしれない。熱が出てしまって、ちょうど今、お医者さんの診療所を出たところなの。
あなた:えっ、本当に大丈夫なの? 家で休んだ方がいいかもしれないわ。心配しないで、会議は私がなんとかできるから。それか、どうしても参加しないといけない気がするなら、スカイプで加わればいいし。あまり無理をし過ぎては駄目よ!
【解説】
ここでは①「前置き」の部分に、相手を心配して発する問い掛けの表現are you sure you’re OK?(本当に大丈夫?)を使っています。Are you sure ~? は、相手に何かを確認したいときに使える便利な表現です。
②はI think you should rest.などと言うこともできます。
③「理由」をDon’t worry, で始めることで、相手に安心してもらいたいという気持ちをまず表現し、それに続けて、自分ができることを具体的に伝えています。「~をなんとかできる」を意味するcan handle ~ は覚えておくと仕事のさまざまな面で使えるでしょう。
④の「代案」は、相手がどうしても会議に参加したい場合の提案となっています。