内容紹介:
日本人の2人に1人がなるというがん。報道やドラマなど様々なメディアで注目されるがんに対し、「死に至る病」などの画一的なレッテルが貼られてしまった。がん治療医として20年以上患者と接してきた著者はそのようなイメージは思い込みに過ぎないと言う。
また、書店に多数のがん関連書籍が山積みになる中、不安を駆りたてるものやウソを書いているものも存在する。がん治療に本当に有益な、患者が自ら立ち直る力を付けられるような本を選書し、紹介。
がん告知を受けてから「どう立ち向かえばいいのか」という問題に悩み、孤独に陥る人も少なくない。「がん患者が抱えやすい悩み」に対し医師の目からアドバイスをする。
がん治療の実情、誤解されがちな医療のトピックスにも触れつつ、 「孤独」から抜け出すための「心の処方箋」となる一冊。
書籍名:『孤独を克服するがん治療 患者と家族のための心の処方箋』
著者:押川勝太郎
消化器内科・腫瘍内科医師
抗がん剤治療と緩和療法が専門。1995年宮崎大学医学部卒。国立がんセンター東病院消化器内視鏡部研修医を経て、2002年より宮崎大学付属病院第一内科にて消化器がん抗がん剤治療部門を立ち上げる。09年から宮崎県全体を対象とした患者会を設立し、現在NPO法人宮崎がん共同勉強会理事長。
出版社:サンライズパブリッシング
価格:本体1500円+税