(※写真はイメージです/PIXTA)

人の体にできる腫瘍には、良性から悪性までさまざまな腫瘍があります。そのなかでも粉瘤は比較的できやすく、10人に1人は体のどこかに粉瘤ができるといわれています。ふるばやし形成外科粉瘤クリニックの古林玄先生が粉瘤の症状や治療法、予防法について解説します。

粉瘤ができないようにするためには

粉瘤は体質でできることが多いですが、ウィルスやケガも原因のひとつであるといわれています。

 

体質でできる場合には予防することは難しいですが、ニキビによる組織の破壊と治癒を繰り返すことで、粉瘤ができる場合もあるため、ニキビの治療をしっかり行うことも大事です。ニキビが腫れる原因も粉瘤と同様なので毛穴に老廃物が溜まらないようにすることが大切になります。

 

昔はビタミンCの内服や抗生剤の経過で様子を診ることが多かったですが、現在ではピーリング作用のある薬や、殺菌作用のある塗り薬が保険適応としてよく使われています。角質をとることで皮膚の老廃物が溜まりにくくなり、皮膚の状態を正常化することができるのです。

 

市販などではあまり効果のない治療薬が沢山販売されているので、しっかりとクリニックで診断を受け、予防していくのが重要です。

 

 

古林 玄
ふるばやし形成外科粉瘤クリニック 総括医

 

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※本記事は、最先端の「自分磨き」を提供するウェルネスメディア『KARADAs』から転載したものです。