(※写真はイメージです/PIXTA)

職場で出会い、結婚に至るのはごく自然な流れだろう。同じ職業であれば、互いの仕事への理解も深く、何かと折り合いもつけやすいはずだ。しかし、同業者と結婚したもののうまく足並みの揃わない人たちも存在する。そんな経緯をたどる職業のひとつが、「医師」なのだとか。医療従事者の婚活のサポートをおこなっている『医師婚』の代表を務める鶴田奈央氏に詳しく伺った。

 

 

――男性医師と看護師さんが浮気するパターンは多い?

 

同じ空間に長時間いれば、間違いの起きる確率も高くはなるでしょう。ただ、男性が結婚していなければ問題ないわけです。浮気ではなく、実際に結婚する医師と看護師も多くいます。

 

実は、私の親もそうなんです。母は看護師をしていて、父は同じ病院の医師。そのご縁で結婚しています。妹も看護師をしていて、やはり同じ病院の医師と結婚をしました。医師と看護師は、通じ合うものがあるんでしょう。

 

ほとんど多くの男性医師は患者さんの命と健康を守るために日夜気の休まる間がなく働いているのが実態です。浮気する気持ちの無い自制心ある男性も多くいることはしっかりとお伝えさせて下さいね。

女医のキャリア思考が結婚生活の妨げに

――医師同士の結婚がうまくいかないのに、女性側に原因がある場合も?

 

医師は資格を持っているので、常勤でなくても収入を得る方法がいろいろあります。お昼だけのパートのような勤務や、当直だけ、土日だけを選択する働き方もあります。

 

結婚して子どもが生まれた女医さんのなかには、そういう働き方に変えて子ども中心の生活を送る方も多くいます。

 

しかし、なかにはキャリアを積みたいと希望する女医さんもいます。自分の能力を磨きたいと、仕事に打ち込むわけです。そうなると、結婚生活がままならなくなってしまう場合もあります。

 

ですから、自分がどんな人生を歩みたいかによって、結婚相手を選んで欲しいと私は思います。

 

医師同士の結婚が難しくなる理由として、「女性が経済的に自立しているため」「男性の浮気」などがあげられた。あくまで数多あるケースの一つだが、医師という職業ならではの環境も少なからず作用しているのかもしれない。

 

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