2020年5月18日~5月22日のオーストラリアマーケット動向

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2020年5月18日~5月22日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

先週の豪ドルの対円レートは、上昇しました。新型コロナの感染再拡大や米中関係悪化に対する懸念はありましたが、米モデルナ社が新型コロナワクチンの臨床試験で「前向きな結果が得られた」と発表したことから、経済活動再開に対する期待が一気に高まり、景気に敏感な豪ドルは主要国通貨に対して買われました。後半は米中関係の緊張感が強まり反落しましたが、週間では豪ドルの対円レートは上昇となりました。

 

※個別銘柄に言及していますが、当該銘柄を推奨するものではありません。

 

 (注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。  (出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

(注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。
(出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

先週の豪州3年国債利回りは、上昇しました。今週も経済活動再開期待、感染再拡大懸念、米中関係悪化懸念などが主な材料となりましたが、豪州準備銀行(RBA)が2週連続で国債購入を見送ったことに加え、格付け会社が豪州格付け見通しを「ネガティブ」に引下げたこともあり、豪州3年国債利回りは上昇しました。

 

(注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。  (出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。
(出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

株式

先週の豪州株式は、上昇しました。週の前半は新型コロナワクチンの開発期待と経済活動再開期待から、世界の主要な株式市場と同様に豪州株式も大幅に上昇しました。後半は、中国全人代での香港統制強化に向けた議案とそれに対する米国の反発が報じられ、米中関係悪化に対する警戒感が強まり反落しましたが、週間では上昇となりました。

 

(注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。株式指数は、MSCIオーストラリア指数(配当込み、現地通貨ベース)。  (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。
   株式指数は、MSCIオーストラリア指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

リート

先週の豪州リート指数は、大幅に上昇しました。豪州債券利回りは上昇しましたが、RBAが実施しているイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)がおおむね順調なこと、豪州株式市場が不安定ながら経済活動再開を評価し上昇したことから、豪州リート市場は上昇しました。

 

(注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。  リート指数は、S&PオーストラリアREIT指数(配当込み、現地通貨ベース)。  (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2019年5月22日~2020年5月22日、右グラフは2020年5月15日~2020年5月22日。
   リート指数は、S&PオーストラリアREIT指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2020年5月18日~5月22日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2020年5月26日)

 


調査部は、総勢25名のプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信しています。三井住友DSアセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたります。年間で約1,000本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2018年度実績)。

著者紹介

連載【ウィークリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

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