2020年5月11日~5月15日のオーストラリアマーケット動向

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2020年5月11日~5月15日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

先週の豪ドルの対円レートは、下落しました。世界の金融市場では経済活動再開に対する期待が残る一方、行動制限緩和による感染再拡大に対する懸念が強まっています。先週は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「経済の長期的な停滞リスク」を表明したことや、米中関係の悪化が懸念されたことから、リスク回避の動きが強まったことに加え、食肉輸出に関する豪中関係の悪化が懸念されました。豪ドルは主要国通貨に対して売られ、豪ドルの対円レートも下落となりました

 

(注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。 (出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。
(出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

先週の豪州3年国債利回りは、若干上昇しました。各国における経済活動再開や行動制限緩和による感染再拡大懸念、米中関係悪化懸念などのプラスマイナスの材料はありましたが、豪州準備銀行(RBA)が実施しているイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)により、おおむね、誘導目標(0.25%)程度で推移し、週間では若干の上昇となりました。
 

(注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。 (出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。
(出所)リフィニティブのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

株式

先週の豪州株式は、ほぼ横ばいとなりました。世界の主要な株式市場は、「新型コロナ感染再拡大」、「米中関係悪化」、「経済停滞の長期化」などの懸念から軟調な展開となりました。豪州株式市場は、週初、国内のロックダウン(都市封鎖)緩和による経済活動再開を評価し上昇しましたが、その後は各国市場と同様に懸念材料を織り込み、週間では横ばいとなりました。

 

(注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。株式指数は、MSCIオーストラリア指数(配当込み、現地通貨ベース)。  (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。
   株式指数は、MSCIオーストラリア指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

リート

先週の豪州リート指数は、下落しました。豪州株式市場が経済活動再開の期待と感染再拡大の懸念の狭間で不安定に推移する中、豪州債券利回りが上昇したことに加え、前週の大幅上昇の反動もあり豪州リート市場は下落しました。

 

 (注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。リート指数は、S&PオーストラリアREIT指数(配当込み、現地通貨ベース)。  (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

(注)左グラフは2019年5月15日~2020年5月15日、右グラフは2020年5月8日~2020年5月15日。
   リート指数は、S&PオーストラリアREIT指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2020年5月11日~5月15日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2020年5月19日)

 


調査部は、総勢25名のプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信しています。三井住友DSアセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたります。年間で約1,000本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2018年度実績)。

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連載【ウィークリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

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