株式市場
先週の中国本土市場は、国慶節の連休のため、月曜日(9月30日)のみ株式市場が開かれました。上海総合指数が前週末比▲0.9%、深セン総合指数が▲1.1%と下落しました。トランプ米政権が米国から中国への証券投資の制限を検討しているとの報道が嫌気された他、大型連休を控えたポジション調整により下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲0.0%、レッドチップ指数が+0.4%と、週を通しては比較的小幅な動きとなりました。先週は米景気減速への警戒や、香港のデモの過激化とそれに対する香港政府の緊急状況規則条例(緊急法)の発令が嫌気されましたが、中国の9月分製造業購買担当者景気指数(PMI)が改善したことなどを好感して株価は横ばいから小幅上昇となりました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年9月30日~10月4日の中国株式マーケット動向』を参照)。
(2019年10月7日)