株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+0.7%、深セン総合指数は+0.8%と上昇しました。先週は、米政府が中国の通信機器大手への輸出許可に前向きな姿勢を示したことや、米中の閣僚級貿易協議の開催が決定したことを好感して、株価は上昇しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲0.5%、レッドチップ指数が▲1.0%と下落しました。先週は、米国の6月の耐久財受注などが市場予想を上回り、米国の過度な利下げ期待が後退したことや、翌週に中国の7月のPMIの発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催などを控え、様子見姿勢が強まったことなどから、株価は下落しました。米中協議の再開はあまり材料視されませんでした。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年7月29日)