株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲2.7%、深セン総合指数が▲2.8%と下落しました。4-6月期GDPなどの主要経済指標の発表を控えて様子見姿勢が強まったほか、ハイテクベンチャー向け市場「科創板」が22日に取引開始となるのを前に需給悪化懸念が意識されたことなどから、株価は下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲1.0%、レッドチップ指数が▲1.4%と下落しました。5日に発表された6月の米雇用統計が市場予想を上回ったことによって米国の大幅利下げ観測が後退したことや、「科創板」の取引開始を控えた需給悪化懸念で本土株市場が下落したことが嫌気され、株価は下落しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年7月16日)