
三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2019年6月24日~6月28日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。
為替
先週の豪ドルの対円レートは、上昇しました。先週は、米中首脳会談を週末に控えるなか、米中が追加関税のかけあいにはならないとの楽観的な見方が広がったことなどから、豪ドルの対円レートは上昇しました。
金利
先週の豪州の3年国債利回りは、上昇しました。先週は、これまでの金利低下の反動がみられたことや、週末の米中首脳会談をめぐって楽観的な見方が広がったことなどから、豪州の3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。
株式
先週の豪州株式は、やや下落しました。先週は、資源価格の上昇を背景にエネルギー株や鉱業株主導で上昇した場面もあったものの、米中首脳会談を週末に控え、様子見ムードが強まったことなどから、週間では豪州株式はやや下落しました。

株式指数は、MSCIオーストラリア指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
リート
先週の豪州リート指数は、下落しました。先週は、金利が上昇したことや株価が下落したことから、豪州リート指数は下落しました。

リート指数は、S&PオーストラリアREIT指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(2019年7月2日)