株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲1.9%、深セン総合指数が▲2.3%と下落しました。週初は、米中が双方に追加関税の強化を決めたことを背景に、下落して始まりました。週半ばには、米中協議進展への期待が高まったことなどから、上昇に転じる場面もありましたが、その後、米国が中国の通信機器大手に対して事実上、米国企業との取引を禁止する措置を発動したほか、人民元の先安観の強まりを受けて資金流出が意識されたことから、週間では株価は下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲2.2%、レッドチップ指数が▲1.9%と下落しました。米国が中国の通信機器大手に対して制裁措置を発動したことなどが嫌気され、株価は下落しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年5月20日)