■4月の国債利回りは、米国、ドイツ、インドネシアが前月比で上昇しました。豪州、インド等の国債利回りは横ばいでした。世界的に金融政策が緩和方向へシフトする中、より高い利回りを求める投資姿勢の強まりから高利回り社債へ資金が流入しました。資金流入が続いた世界投資適格社債、米欧のハイ・イールド債は利回りが低下しました。
■リートの配当利回りは、米国、欧州、シンガポール、香港が低下し、豪州、日本は上昇しました。株式と比べて、概ね高い利回りを維持しています。
■MLPの配当利回りは上昇しました。一方、BDCの利回りは低下しました。
代表的な債券利回り、リート・株式等の配当利回り(2019年4月末時点)
(2019年5月21日)
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