先週の市場の振り返り
<株式>
主要国の株式市場は上昇しました。米国株式市場は不動産株や公益株、ヘルスケア株など景気変動の影響を受けにくい銘柄は下落したものの、好決算が続いた工業株や、半導体関連株など景気敏感株が上昇したことからNYダウは週間では0.56%上昇しました。日本株式市場は、米国株高や日米閣僚級協議を波乱なく通過したことなどを好感し、ハイテク株中心に日経平均株価は、週間では1.51%上昇しました。欧州株式市場は、中国の好調な経済指標などが好感され、ドイツDAX指数が1.85%、英FTSE100指数は0.31%上昇しました。中国株式市場も中国の好調な経済指標などが好感され、上海総合指数は2.58%、香港ハンセン指数は0.18%上昇しました。
<リート>
グローバル・リートは、週間では米国での不動産株の下落などを受けて2.09%下落しました。
<債券>
米国の10年国債利回りは、米中の経済指標への期待などから一時上昇しましたが、欧州での低調な景気指標などを受けて金利は低下し、週間ではほぼ横ばいとなりました。欧州での低調な景気指標などを受けてドイツ、英国の10年国債利回は小幅に低下しました。日本の10年国債利回は上昇しました。
<為替>
円は対ユーロでは、欧州での低調な景気指標などを受けて週間で0.59%上昇しました。対米ドルではほぼ横ばいとなりました。
<商品>
原油価格は、高値警戒感はあるものの、リビアでの地政学リスクなどを背景に0.17%上昇しました。
株式(前週比)
リート(先週比)
10年国債利回り(前週差)
為替(前週比)
(2019年4月22日)