先週の市場の振り返り
<株式>
主要国の株式市場は上昇しました。米国株式市場は、強い米中の製造業指標や米中通商協議の進展への期待の高まりを受けて上昇しました。3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ったことも追い風になりました。NYダウは週間では1.91%上昇しました。日本株式市場は、前週末の米国株高や中国3月財新製造業PMIを好感して大幅に上昇して始まりました。その後も半導体関連などが牽引して堅調に推移し、日経平均株価は2.84%上昇しました。欧州株式市場では、中国とユーロ圏の好調な経済指標などを好感してドイツDAX指数は4.20%上昇しました。英FTSE100指数は原油高やユーロ圏の好調な経済指標などを好感して2.30%%上昇しました。中国株式市場は、好調な経済指標などを好感して上海総合指数、香港ハンセン指数ともに大幅に上昇しました。
<リート>
グローバル・リートは主要国の株価上昇を受けて週間では0.45%上昇しました。
<債券>
米国の10年国債利回りは、米中の好調な製造業統計や株式市場の上昇などを受けて週間では0.090%上昇しました。ドイツ、英国、日本の10年国債利回も上昇しました。
<為替>
円は対米ドルでは、米中の好調な製造業統計などを受けて、米長期金利が上昇したことや主要国の株高などを背景に週間で0.78%下落しました。対ユーロでは、0.76%下落しました。
<商品>
原油価格は、米中の好調な経済指標などを受けて、4.89%上昇しました。
株式(前週比)
リート(先週比)
10年国債利回り(前週差)
為替(前週比)
(2019年4月8日)