株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲0.4%、深セン総合指数は▲0.3%と下落しました。週前半は、米国で長短金利が逆転したことなどから世界経済の後退懸念が高まり、株価は下落しました。28日から29日には米中通商協議の閣僚級交渉が行われ、交渉の進展期待から株価は上昇し、週前半の下落を概ね埋めました。香港市場は、H株指数が前週末比▲1.2%と下落しましたが、レッドチップ指数は+2.9%と上昇しました。米国の長短金利の逆転などによる世界経済の後退懸念と米中通商協議への期待などが、株価の変動要因となりました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年4月1日)