株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+2.5%、深セン総合指数が+6.1%と上昇しました。中国商務部により消費促進のための政策推進が発表されたことなどが株価の上昇要因となりました。また、14日から15日にかけて米中通商問題の閣僚級協議が開催されましたが、協議の進展を巡る不透明感から、週後半は様子見姿勢が強まりました。香港市場は、H株指数が前週末比▲0.2%と下落しましたが、レッドチップ指数は+1.9%と上昇しました。週前半は、中国の消費促進のための政策推進への期待や、米中貿易協議の進展期待などから、株価は上昇しました。しかし週後半には、中国の1月の生産者物価指数(PPI)が市場予想を大きく下回ったことが嫌気されたほか、利益確定の売りなどに押され、株価は上値を抑えられました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年2月18日)