外貨両替機投資は「自動運転」に近いビジネスモデル

UNWTO（国連世界観光機関）が発表した最新の海外旅行統計によると、2017年の海外旅行者数（到着ベースで集計）は、前年比7％増の13億2300万人となりました。UNWTOは、2030年までに年間18億人に拡大、新興国のシェアは57％になると予測しています。

日本は6年連続でインバウンド旅行者数の伸びが2ケタ成長となり、観光収入では世界トップ10にランクインしました。2018年の訪日外国人数は過去最高の3,000万人を突破するなど、インバウンド市場はこれまで以上の盛り上がりを見せています。そのような市場拡大の後押しを受けながら、弊社は2年半の間に、自動外貨両替機を空港、駅、ホテル、ショッピングモール、神社仏閣などあらゆるターミナル、観光地、その導線など約400ヶ所に設置し、自動外貨両替機の世界シェアNo.1となりました（自社調べ）。

このように、かつては外貨両替所不足の不便な国だった日本も、現在ではどこでも両替可能な便利な国に変貌を遂げています。訪日外国人を迎えるサービス体制が、一気に整ってきているのです。

日本製の自動外貨両替機は世界最高峰の技術を使い、簡単なタッチパネル操作が可能なため、外貨両替に人手をかける必要はなくなりました。オーナーにとっては、「人件費が不要」「機械任せにできる」という点が、投資を検討するうえでの重要なポイントになっているといえます。

弊社の外貨自動両替ビジネスに参入するオーナーは、事業経営者の方、もしくはなんらかのFCビジネスのオーナーである方が大半です。そのようなオーナーの多くは、連日報道されているような、飲食チェーン店のアルバイト等の不適切行為を抑止すべく神経を尖らせ、人材マネジメントに疲弊しています。またそれだけではなく、人材の採用・教育・管理、そして、せっかくお金と時間をかけて育てたスタッフの退職など、人材にまつわる多くの悩みを抱えているのです。

そのようなオーナー・経営者にとって、24時間の稼動が可能なうえ、人的なマネジメントが不要な自動両替機は頼れる存在です。とはいえ、同様に人手のかからない不動産やコインランドリー等は、初期投資も高いうえに、魅力的な利回りとはいえないものも多く、投資家が二の足を踏むケースがあります。しかし、外貨自動両替機オーナーのなかには、「ふだん、オーナーなのを忘れているくらい」と冗談めかして話す方がいるほど、精神的・経済的な負担が少ないのが特徴です。

「FCや代理店に加盟するなら〈自動運転〉に近いビジネスモデルが理想」と考えている方は少なくありません。弊社事業のオーナーは、本部からの報告を毎月のメールで受け取るか、タブレットやPCを使って、日々の実績を確認することができます。また、外貨回収・補充からセキュリティ、メンテナンスに至るまで、日々の業務は全て本部が行うため、オーナー制度のメリットを享受できます。先のオーナーの方は、一般的な出店と違って人手も仕入れも不要な点、初期投資が少なく、万が一失敗しても毎月何十万、何百万と損失を出し続けるリスクがない点を評価し、加盟を決意したそうです。

オーナー自身で設置場所を検討・決定することも可能

弊社は外貨自動両替機シェアで世界No.1を獲得していますが、結果としてそのような評価を得るに至ったのは、「設置→検証→撤去→設置」のトライアンドエラーを繰り返したことによる、両替額の設置予定場所の高い予測精度によるものと考えています。

設置台数が多ければ多いほど検証数が多くなり、それに伴って、設置予定場所の両替額の予測精度があがっているからです。つまり、

　設置台数が多い＝開拓力

　開拓力＝優良物件数

という方程式が成り立ちます。このように、設置台数は事業のアドバンテージへと明確につながっているのです。

ただし、オーナーの中には、自身で有望な設置先を見つけてこられるツワモノもいます。例えば、2018年10月に設置したばかりの浅草雷門付近の物件は、オーナーが友人経由で紹介された絶好のロケーションでした。この両替機は、設置当初から高稼働状態を維持しています。

オーナーに自身の手で開拓する意欲があれば、万が一数字が出ない場所に設置してしまったとしても、短期間のうちに良い場所への移動を決断・実行するなど、より効率的な運営が目指せます。