株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+0.3%、深セン総合指数が+0.2%となりました。先週は、発表された中国の10月の工業利益が市場予想を下回って3月以来の低水準となったほか、11月の購買担当者景気指数(PMI)が製造業・非製造業ともに市場予想を下回り、中国景気の減速が意識されました。一方、週末に控えた米中首脳会談での貿易摩擦緩和期待から、株価は上昇しました。香港市場は、H株指数が前週末比+2.2%、レッドチップ指数が+1.8%と上昇しました。先週は、発表された中国の経済指標が弱かった一方、米国株高や週末に控えた米中首脳会談での貿易摩擦緩和期待により、株価は上昇しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2018年12月3日)