高い人気を集めた「中国経済」に関するキーワード
幻冬舎ゴールドオンラインで、2015年に「最も検索されたキーワード」とは何だったのでしょうか。1位から10位のキーワードを見ていきましょう。
※集計期間:9月1日〜12月21日(Google Analyticsのデータより)
1位:中国経済の実態
2位:aiib
3位:租税条約締結国
4位:スリランカ自動車関税
5位:有姿除却
6位:日本ウェルス銀行
7位:リッツカールトンワイキキ
8位:実物資産
9位:リキッドオルタナティブ
10位:イスカンダル計画
有姿除却、リキッドオルタナティブとは?
それでは、ランクインしたキーワードの中で気になるものを見ていきましょう。
まずは2位の「aiib」について。
aiibの正式名称は「アジアインフラ投資銀行」であり、中華人民共和国が主導するアジア向けの国際開発金融機関のことです。テレビや新聞などでも繰り返し報道されていたため、気になっている方が多いのかもしれません。12月現在はまだ参加国を募っている段階ではありますが、注視しておくべきキーワードと言えるでしょう。
次は5位にランクインした「有姿除却」について。
有姿除却とは、固定資産を廃棄せず、現存したまま除却処理を行うことをいいます。廃棄コストがかからず、決算日の後でも損金として計上できるというメリットがあるため、節税対策としても効果的です。
次は6位にランクインした「日本ウェルス銀行」について。
日本ウェルス銀行とは、2015年4月に香港で開業した日系資本による資産運用専門銀行です。日本語対応やサービスにも力を入れているので、海外での本格的な資産運用を考えている方にとっては、特に興味深いキーワードかもしれません。
次は9位にランクインした「リキッドオルタナティブ」について。
リキッドオルタナティブとは透明性・流動性の高いヘッジファンド戦略のことで、現在、米国や欧州の投信市場で注目を集めている投資手法です。こちらも本格的な資産運用を行っている方にとっては気になるキーワードと言えるでしょう。
最後は10位にランクインした「イスカンダル計画」について。
これは、2010年までマレーシアの国王を務めた”イスカンダル王”の名前が元となっています。そしてイスカンダル計画とは、マレーシア政府とマレーシアの半島部最南部に位置するジョホール州政府が行っている「一大都市開発プロジェクト」のことで、2025年に完成予定とされています。とはいえ、計画の進捗状況については様々な見方が出てきており、検索する方も多かったのではないでしょうか。