『改訂版 日本人のための音楽療法』
牧野 英一郎
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2025年8月
「日本古来の音楽モデル」こそ
心と体に効く最高の処方箋!
日本音楽や民俗音楽に造詣の深い精神科医が解説
音楽療法で大きな効果を発揮する「日本古来の音楽モデル」とは
医療や福祉の現場で広く導入されている音楽療法。しかしその在り方には、今なお課題が残されていると著者は指摘します。
近年の音楽療法は、技術や形式に偏重するあまり、楽器の演奏や歌唱といった活動が、本来の目的である「癒やしの体験」から遠ざかってしまっていることも少なくありません。特に日本では、西洋音楽を基盤とする教育や文化が根強く、音楽をもっと自由に楽しんだり、自分自身の表現として解き放ったりするような機会が乏しいといいます。
著者は精神科医であると同時に、東京藝術大学で日本音楽や民族音楽を学んだ経験を持ち、長年の臨床現場と全国各地でのフィールドワークを重ねてきました。
その実践の中で見えてきたのは、「日本人が心地よいと感じる音楽体験には、ある共通する特徴がある」という気づきです。
それは、音程や旋律の正確さよりも、自然の音に耳を澄ませ、言葉をのせて自由に歌い、身体全体で表現するといった、感覚と即興性を重んじる音楽の関わり方です。
本書では、そうした日本古来の音楽体験を「日本古来の音楽モデル」として提唱し、それを現代の音楽療法に活かすための新たなアプローチを提示しています。
五感で味わう自然音、即興的にその場で奏でられる音、他者と共鳴しながら自分を解放する身体的表現。これらは、単なる娯楽の提供ではなく、治療としての音楽の本質に迫る手がかりとなります。
本書は、形式的な指導法や西洋音楽一辺倒の考え方ではなく、日本人の感性に根ざした音楽療法のあり方を探る一冊です。地域の音楽文化との接点や、実際に効果を上げている現場の実践例も数多く紹介されています。
高齢者施設や精神科医療、福祉・教育の現場に携わる専門職の方はもちろん、音楽を通じたケアや癒やしに関心を持つすべての方にとって、確かな学びとなる一冊です。
※本書は2019年に発刊された『日本人のための音楽療法』の内容を加筆・修正した改訂版です。
人気記事ランキング
「孫のために空けていた部屋、もう使います」〈年金月24万円・貯蓄2,000万円〉75歳夫婦、娘一家を待つ暮らしをやめた理由
「安泰の老後で何よりです、さようなら」…30代息子が〈実家との絶縁〉。きっかけは、700万円超の外車を前に“満面の笑み”の「父の写真」
「夕飯、今日もお願いできる?」娘からのメールに言えなかったひと言…〈年金月18万円・72歳女性〉孫の世話が“楽しみ”ではなくなった日
「お迎え、今日もお願いね」〈年金月23万円・貯蓄1,500万円〉68歳女性、週4日の孫送迎を続けた末にこぼした本音
メルマガ会員登録者の
ご案内
メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。
メルマガ登録- 08/26 プライベートアセット、ヘッジファンド、コモディティ… 世界の富裕層が「オルタナティブ投資」を活用する理由
- 08/26 これから相続を考えたい方必見! デジタル時代の「遺言」
- 08/27 荒れる中東、混乱続く市場の中、投資家が持つべき“守りと攻め”の視点 「コモディティ投資」の有用性とは
- 08/30 日本・韓国・台湾・中国… いま、スパークスは「アジア」を見ている! 日本とアジアから探る“これからの投資戦略”
- 08/30 不動産オーナー必見! 「サブリース契約解除」最新の判例集 賃料を上げたい・高値で売却したい・自分で住みたい… 正当事由が認められるのは?
- 09/02 預金中心の人必見!資産の目減りに気づいていますか? “NISA”を活用したインフレ時代の「資産保全」
- 09/06 <税理士が検証>「アメリカ不動産」を活用した資産運用・保全 なぜ今なのか…“高年収層”が投資を始める前に知っておくべきこと
- 09/06 「地主の子はなぜ不動産を継げないのか」 不動産8050問題etc.相続税対策だけでは資産を守れない理由
- 09/06 相続税の「税務調査」の実態と対処方法 ―税務調査を録音することはできるか?
- 09/08 金融資産1億円以上の方のための 「本来あるべき資産運用」
- 会員向けセミナーの一覧