著者紹介

稲田 義智

受験世界史研究家

受験世界史研究家。東京大学文学部歴史文化学科卒。世界史への入り口はコーエーの『ヨーロッパ戦線』と『チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV』だったが、実は『ファイナルファンタジータクティクス』と『サガフロンティア2』の影響も大きい気がする。一番時間を費やしたゲームは『Victoria(Revolution)』。ゲームしかしていなかった人生だったが、奇縁にて『絶対に解けない受験世界史シリーズ』(パブリブ刊)を出すことになった。楽しい執筆作業だったが、ちょっと当分入試問題は見たくない。

書籍

絶対に解けない受験世界史3

『絶対に解けない受験世界史3』

稲田 義智

悪問・難問・奇問・出題ミス…大学入試にはたびたびこれらの「誰にも解けないような問題」が登場し、受験生を悩ませてきました。 しかし、2017年に前作『絶対に解けない受験世界史2』を出版して以来、早稲田や慶應では悪問が激減。それどころか上智大学は世界史からほぼ撤退し、他にも世界史を入試科目から取り下げる大学が続出。一時は本シリーズの継続が危ぶまれる事態に…。 しかし出題ミスが絶滅することはなく、むしろ近年は増殖しつつあるようです。 ×「ビ」が「ピ」になる等、頻発するOCRミス(該当複数) ×大学が発表した公式解答例が文字数オーバー(島根県立大 2020年) ×設問と無関係な事実誤認に基づく反原発運動を押し売り(専修大 2020年) ×ブレグジット直後にイギリスを「EU現加盟国」(早稲田大 2020年) ×正解が前の試験時間の英語の設問に書いてあった(慶應大 2019年) ☆ヒット曲『デスパシート』出題するも歌詞覚えていれば解答可能(慶應大 2019年) ☆解答選択肢で「アンコール=ワットの修復・保存に上智大学は協力している」とPR(上智大 2019年) …等など、ヘンな問題を徹底的に調査・検証・解説・糾弾。 「世界史用語の変化」「大学入学共通テストの導入騒動の記録」等のコラムも収録。 過去最多ページ数で送る、『大学入試問題問題シリーズ』4年ぶりの新刊。

書籍紹介

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