株価は大暴落していても“独自市場”でどこ吹く風…あのリーマン・ショックにも動じなかった「アンティーク・コイン」の真価【コイン収集歴50年のFPが解説】

株価は大暴落していても“独自市場”でどこ吹く風…あのリーマン・ショックにも動じなかった「アンティーク・コイン」の真価【コイン収集歴50年のFPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

世界を震撼させた「リーマン・ショック」。多くの投資家が資産を激減させ、絶望に立ち尽くすなか、ひっそりと価値を維持し、後に10倍以上もの高騰を見せた資産がありました。それが「アンティーク・コイン」です。本記事では、田中徹郎氏の著書『資産運用の視点からみた 決定版 アンティーク・コイン投資のすべて』(日本実業出版社)より一部を抜粋・再編集し、アンティーク・コインの過去の値動き事例を紹介します。

わずか5年で119万円が1000万円超え…10倍超の利益を生んだコイン

自動車ダラーに関して、私の体験談を一つ紹介しましょう。

 

2017年にある方から「オークション代行入札」の依頼を受けて、この銘柄への応札を提案したのですが、結果、ハンマープライスは7,500ドルでの落札となりました。

 

当時のドル円レートで計算すると、輸入消費税込みで119万円です。5年後の2022年、その依頼者から売却したいと相談を受け、こんどは別の海外オークションに代行出品したのですが、ハンマープライスは8万ドルで落札されました。

 

オークション会社の出品手数料や当社の代行出品手数料を差し引いて、その方の手取りは1,000万円を超えました。

 

以上、わずか5年でハンマープライスが10倍以上になった稀有な例です。もちろん、これは特異な事例で、すべてのコインがこのように値上がりすることはありません。

 

ただし、うまく銘柄を選び、さらにタイミングよく手放すことができれば、このような利益を上げることもあり得るという事例として紹介しました。

 

自動車ダラーだけではありません。中国コインの主役は金貨ではなく銀貨ですが、清朝末期から戦前の中華民国で発行された銀貨の多くは、同時期に驚くほど値を上げました。

 

ここまでは中国コインについてのお話ですが、リーマン・ショック前後から数年先までの値動きは、ほかの国や地域でも同様の傾向がみられます。

 

 

田中 徹郎

株式会社銀座なみきFP事務所

代表/FP

※本連載は、田中徹郎氏の著書『資産運用の視点からみた 決定版 アンティーク・コイン投資のすべて』(日本実業出版社)より一部を抜粋・再編集したものです。

資産運用の視点からみた 決定版 アンティーク・コイン投資のすべて

資産運用の視点からみた 決定版 アンティーク・コイン投資のすべて

田中 徹郎

日本実業出版社

一つのカゴに卵を盛るな――これは投資の基本である。資産を増やすためには、株や債券などへの投資が一般的だが、これらペーパーアセットには激しい価格変動がある。古くはバブルの崩壊やリーマン・ショックなど、株式投資で大…

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