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FX自動売買を「自作」すれば儲かるのか。
この問いに、きれいごと抜きで答える。
結論から言おう。自作の自動売買システムは、正しく作り・正しく検証すれば、他人が作ったEAを買うよりずっと有利になれる可能性がある。だが、その可能性を現実にできるかどうかは「作る能力」ではなく、「検証と改善を続ける姿勢」によって決まる。
俺は15年間、相場の世界で生き残ってきた50代の現役トレーダーだ。始めた頃は200万溶かして、情報商材に100万つぎ込んで、50万のEAを買って1ヶ月で口座を吹き飛ばした。消費者金融に手を出して150万の借金を背負い、妻から「FXか家族か選べ」と突きつけられたこともある。
そんな俺が今も相場の前に座り続けていられるのは、痛い目を見すぎた結果、「他人のツールに金を払っても自分の力にはならない」と骨の髄まで理解したからだ。
この記事では、「自作EA」と「既製品EA」の本質的な違い、自作で儲かる人と儲からない人の決定的な差、そして自作EAを正しく検証するための具体的な手順を、俺の経験と381名のFXトレーダーへのアンケートデータをもとに包み隠さず書いていく。
・自作EAが「儲かりやすい」と言われる3つの理由とその実態
・自作EAで失敗する3大パターンとその回避法
・自作に必要なスキル・ツールの現実的な整理
・自作EAを検証する「正しい順番」
・儲かり続けるための運用設計5箇条
FX自動売買の「自作」と「既製品EA」は何が違うのか

まず、ここを整理しないと話が始まらない。
自作EAとは、自分の売買アイデアをプログラム化して、MT4やMT5(取引プラットフォーム)上で動かす自動売買システムのことだ。ロジックの中身を100%自分で設計し、100%理解している。
一方、既製品EAは、他人が作ったロジックで動くブラックボックスだ。中身がどうなっているのか、なぜそのタイミングで売買するのか、購入者にはわからない。いや、正確には「わかる必要がない」という建前で売られている。
ここが根本的な違いだ。
自作EAと既製品EAの本質的な違い
・自作EA:ロジックの中身を完全に理解している → 状況が変わったら自分で対応できる
・既製品EA:ロジックがブラックボックス → 状況が変わったら「祈る」しかない
既製品EAには構造的な落とし穴がある。市販のEAは過去の相場に最適化されたロジックだ。つまり「過去のテスト」では好成績が出るように調整されている。だが相場は常に変化する。過去に通用したパターンが、明日も通用する保証はどこにもない。
さらに言えば、人気のある市販EAは大勢のトレーダーが同じタイミングで同じ売買を行うことになる。結果として、競合が発生し、本来機能するはずのロジックが「混み合う」ことがある。ラーメン屋の行列と同じだ。みんなが同じ店に殺到したら、席に座れないやつが出てくる。
自作なら、この問題は起きない。自分だけのロジックだから、競合は自分一人だ。
ただし、勘違いするなよ。「自作=高性能」ではない。ロジックの質と検証の深さが結果を左右する点は、自作だろうが既製品だろうが同じだ。自作というだけで儲かるなら、世の中のプログラマーは全員億万長者になっている。
既製品EAを買って失敗する人が後を絶たない理由

ここで一つ、世間のリアルな声を紹介しておく。
Yahoo!知恵袋にこんな相談がある。「レクチャー料金100万円を払った。『半年で回収できるようにサポートする』と言われたが、半年やっても利益ゼロ。しかも実際のレクチャーは別の人がやっていた」。結局この人は、いい勉強代だと思って毎月借金を返済しているそうだ。
別の知恵袋では、インスタグラムで知り合った女性から投資の勧誘を受け、「一番勝率がいいツール」として80万円、さらに「普段市場に出回っていない最上級ツールのキャンセルが出た」として追加15万円、合計95万円を支払わされた事例も報告されている。

え、95万のツール!? そんなの買っちゃう人いるの!?
いる。山ほどいる。俺も昔、50万のEAを買って1ヶ月で口座が飛んだ。「楽して稼げる」を信じた瞬間に、カモネギの完成だ。

しかもこれ、個人の被害だけじゃない。消費者庁は実際に、バイナリーオプション・FXに係る「システム」と称するツールを内蔵するUSBの販売業者に対し、特定商取引法に基づく業務停止命令を出している。クーリングオフ期間についての嘘の説明や、購入資金を借りさせるために消費者に貸金業者への虚偽申告をさせるなど、悪質極まりない行為がまかり通っていたわけだ。
なぜこんなことが起きるのか。答えはシンプルだ。「他人のロジック」に依存する構造そのものにリスクがあるからだ。中身がわからないものに金を払い、結果が出なくても原因を特定できない。改善のしようがない。これが既製品EAの構造的な問題だ。
だからこそ、「自分で作る・自分で理解する」ことに価値がある。自作EAなら、ロジックの中身を自分で知っている。機能しなくなったら、自分で原因を特定して修正できる。他人に依存する必要がない。
自作EAが「儲かりやすい」と言われる3つの理由

自作EAが既製品より有利になり得る理由は、大きく3つある。
① 自分だけのロジックだから競合が発生しない
さっきも書いたが、市販EAは多くのユーザーが同じロジックで同じタイミングに売買する。相場へのインパクトが出ることもあれば、同じ方向にポジションが偏ることで「出口渋滞」が起きることもある。自作なら、その心配はゼロだ。世界に1つだけのロジックで、自分一人だけが使う。
② 仕組みを100%理解しているから「賞味期限」が判断できる
どんなに優秀なロジックにも賞味期限がある。相場環境が変われば、それまで機能していた法則が通用しなくなる。市販EAの場合、なぜ機能しなくなったのかすら判断できない。だが自作なら「このロジックはトレンド相場で機能するように設計した。今はレンジ相場だから一時停止すべきだ」と、自分で判断できる。
③ コストが圧倒的に安い
市販EAの購入費は数万円から数十万円。月額利用料がかかるものもある。自作なら、これらのコストはゼロだ。必要なのは自分の時間と頭だけ。初期投資を抑えられる分、検証に使える資金を多く確保できる。
ちなみに、俺たちが実施した381名のFXトレーダーへのアンケート(mitena FX調査)で「FX会社を選ぶ際に重視したこと」を聞いたところ、「自動売買システムの有無」と答えた人は10.2%だった。スプレッド(55.9%)やスワップポイント(47.8%)と比べると少数派だ。つまり、自動売買に本気で取り組んでいるトレーダーはまだ多くない。だからこそ、自作で独自のロジックを構築すれば、差別化できる余地が大きい。
ただし何度でも言うが、「自作すれば必ず儲かる」は完全に誤りだ。この3つの優位性を活かせるかどうかは、すべて「作った後の運用設計」にかかっている。
自作EAで儲かる人と儲からない人の決定的な違い

ここが今日の本題だ。
自作EAで「儲かるか儲からないか」を分けるのは、プログラミングの腕前でも、使っているインジケーターの数でも、取引する通貨ペアの選び方でもない。
「検証と改善を続ける姿勢」があるかないか。これだけだ。
作って終わりのやつは、どんなに最初の成績が良くても、遅かれ早かれ崩壊する。作った後に淡々と検証を続けられるやつだけが、長く生き残れる。
自作EAで成果を出している人の共通点

俺がこの15年で見てきた「自作EAで勝ち続けている人間」には、共通するパターンがある。
① ロジックのアイデア出しで終わらず、フォワードテストを長期間やっている
バックテスト(過去データでの検証)で好成績が出ると、人間は舞い上がる。「これは聖杯だ」と思い込む。だが勝ち続けている人間は、バックテストの結果を鵜呑みにしない。必ずフォワードテスト(リアルタイムの相場での検証)を最低でも半年、できれば1年以上行ってから本番に投入する。
② 1つのロジックに固執せず、複数ロジックを使い分けている
相場には「トレンド相場」と「レンジ相場」がある。1つのロジックで両方に勝つのは極めて難しい。だから勝てる人間は、トレンド用のロジックとレンジ用のロジックを別々に持っていて、相場環境に応じて切り替えている。ポートフォリオ運用の発想だ。
③ 「なぜこのロジックが機能するのか」の根拠を言語化できている
「理由はわからないけどバックテストで利益が出た」。これが一番危ない。なぜ機能するかが説明できないロジックは、なぜ機能しなくなったかも説明できない。つまり、改善のしようがない。
④ 機能しなくなったときの撤退基準を事前に決めている
「いくら負けたら止める」「何連敗したら一時停止する」「最大ドローダウンが◯%を超えたらロジック見直し」。こういった撤退基準を、ロジック設計の段階で決めている。感情ではなくルールで判断している。
381名のアンケートで「FXの取引で安定して利益が出せるようになるまでにどのくらいの時間がかかったか」を聞いた結果がある。最多は「2〜5年程度」で18.4%。そして「安定して利益は出せていない」が31.8%にもなる。
これは裁量トレードの話だが、自作EAでもこの感覚は変わらない。むしろ自作EAの場合は、プログラミングの学習時間が加わる分、もっと時間がかかると思っておいた方がいい。半年で月収100万とか、そういう甘い話は忘れてくれ。
自作EAで失敗する3大パターン

自作EAが失敗するとき、だいたいこの3つのどれかに当てはまる。
パターン①:過剰最適化(カーブフィッティング)の罠
これが最も多い失敗パターンだ。過去のデータに合わせすぎて、特定の期間だけに通用するロジックを作ってしまうやつだ。
例えるなら、過去の試験問題だけを丸暗記して本番に臨むようなもの。過去問と同じ問題が出れば満点だが、ちょっとでも傾向が変われば0点だ。
見分け方は簡単で、パラメータの値を少し変えたときに成績が激変するなら、そのロジックはカーブフィッティングしている。「移動平均を21本→22本にしただけで利益が半減する」なんていうのは、偶然の一致に最適化しただけだ。
対策としてはウォークフォワード分析がある。データを「最適化期間」と「検証期間」に分けて、最適化した設定が未知の期間でも機能するかを繰り返し確認する手法だ。これをやるだけで、カーブフィッティングのリスクは大幅に下がる。
パターン②:検証期間が短すぎる
1ヶ月、2ヶ月の好調に浮かれて本番投入。相場が変わった瞬間に崩壊する。
強気相場だけでテストしたロジックは、弱気相場では使い物にならない。逆もまた然り。相場の多様性に対応するには、最低でも5年分以上のデータでバックテストし、さらに半年以上のフォワードテストを行うべきだ。

5年分って結構長いですね。そんなにデータが必要なんですか?
5年の間には、アベノミクスもあればコロナショックもあった。リーマンショックを含めたいなら15年以上欲しい。短い期間の好成績に「自分は天才だ」と酔ったら、そこが終わりの始まりだ。

パターン③:改善を止めた瞬間に劣化が始まる
相場環境は常に変化している。金利政策が変わり、地政学リスクが浮上し、市場参加者の構成が変わる。一度作ったロジックが永遠に稼ぎ続けるなんてことは、絶対にない。
作ったロジックに惚れ込んで「もう完成した」と思った瞬間から、そのEAの寿命のカウントダウンが始まる。定期的な見直し・パラメータ調整・新しい相場環境への適応を止めた瞬間に、自作EAは既製品EAと同じ末路をたどることになる。
自作EAに必要なスキルとツールを現実的に整理する

「よし、自作EAを作ろう」と決めたら、次は何が必要かを整理しよう。ここは現実的に、甘い話をせずに書く。
大前提として、プログラミングスキルだけでは「作れる」止まりだ。「儲かる」にたどり着くには、相場の知識・統計学の基礎・資金管理のスキルが必要になる。コードが書けることと、儲かるロジックが設計できることは、全くの別物だ。
MQL4・MQL5とは何か? 学習コストの現実

MT4(MetaTrader 4)やMT5(MetaTrader 5)は世界中のトレーダーが使っている取引プラットフォームだ。この上で動くEA(Expert Advisor)は、MQL4またはMQL5という専門言語で書く。C++に似た文法を持っている。
学習コストを正直に言うと、プログラミング完全未経験者にとっては、それなりにハードルが高い。ただし「他の言語(Python、JavaScript等)の経験がある人」にとっては、比較的取り組みやすい部類だ。
最近はChatGPTなどの生成AIを使えば、コードの生成やデバッグをかなり効率化できる。「MQL4で移動平均のクロスでエントリーするEAを書いて」と頼めば、基本的なコードは出てくる。ただしAIが生成したコードをそのまま実運用に使うのは危険だ。バグが潜んでいる可能性は常にある。あくまで「学習の補助ツール」として使うべきだ。
学習のステップとしては、こんな順番が現実的だ。
・①MQL4/MQL5の基礎文法を学ぶ(変数・条件分岐・ループ)
・②カスタムインジケーターを作ってみる(チャート上に何かを表示する)
・③シンプルな売買ルールのEAを作る(移動平均クロスなど)
・④バックテストを回して結果を確認する
・⑤パラメータを変えて検証を繰り返す
・⑥フォワードテストに進む
「誰でも簡単に」とは言わない。でも、本気で取り組めば半年で基本的なEAは作れるようになる人が多い。大事なのは、「作ること」を目的にしないことだ。作った後の検証・改善がスタートラインだという意識を、最初から持っておいてくれ。
プログラミングなしでも自作に近いことができる時代

「プログラミングは無理だ」と感じる人もいるだろう。安心してくれ。今の時代、完全なコーディングなしでも自動売買に近いことができる環境が整っている。
例えば国内のFX会社が提供しているリピート注文型の自動売買や、条件設定型(「この価格になったら買い、この価格で決済」)のサービスがそれにあたる。松井証券のリピート注文や、外為オンラインのiサイクル2取引、トライオートFXのビルダー機能など、プログラミング不要で「自分なりのルール」をシステム化できるサービスが増えている。
ただし、ここでも混同するなよ。「ツールが使える」と「儲かるロジックが作れる」は別の話だ。ノーコードツールは「仕組みを動かす力」を提供してくれるが、「勝てるアイデア」は自分の頭から出すしかない。包丁を買えば誰でもシェフになれるわけじゃないのと同じだ。
まずはデモ口座や最小単位の実践で、自分の売買アイデアをカジュアルに試してみる。それが自作への第一歩だ。
自作EAを検証する「正しい順番」を知っておけ

作ることよりも「検証の手順」が勝敗を分ける。ここを間違えると、どんなに優秀なロジックを思いついても、本番で泣くことになる。
これだけは覚えておけ。「作ることがゴールになった瞬間に、失敗が始まる」。作った後がスタートだ。
ステップ1:バックテストで「ざっくり方向性を確認」する

バックテストは、過去のチャートデータを使って「このロジックが過去に通用したか」を確認する工程だ。
ここで重要なのは、バックテストの結果はあくまで「方向性の確認」でしかないということ。過去に通用した=将来も通用する、ではない。過去の試験で100点を取れたからといって、次の試験も100点が保証されるわけがないだろう?
もう1つ、バックテストの設定が甘いと結果が嘘になる。スプレッドを固定値にしたり、スリッページを無視したりする「お花畑テスト」では意味がない。変動スプレッド設定・手数料込みなど、実運用に近い厳しい条件で検証すべきだ。
ステップ2:フォワードテストで「未知の相場に耐えるか」を見る

バックテスト期間に含まれていない「未来の期間」で、ロジックがどう機能するかを確認する。これがフォワードテストだ。
バックテストで素晴らしい成績が出たのに、フォワードテストで成績がガタ落ちする。この現象が起きたら、それはカーブフィッティングの証拠だ。過去に合わせすぎたロジックが、未知の相場で壊れている。
最低でも半年から1年間のフォワードテストを推奨する。1ヶ月や2ヶ月の好調に飛びつくな。短期間の好調は「たまたま相場がロジックに合っていた」だけの可能性がある。
ステップ3:デモ口座で「リアルな約定環境」を体験する

バックテストとフォワードテストは、どちらも「理論上の検証」だ。実際の約定環境とは異なる。
デモ口座を使えば、実際の相場でリアルタイムにスプレッドが変動する環境、約定に遅延が発生する環境を体験できる。「デモで勝てる=本番で勝てる」とは言わないが、「デモで勝てない=本番は無理」は確実だ。
Xやトレーダーブログでよく見かける声がある。「デモ口座だと冷静にポチポチして連勝できるのに、いざリアル口座で自分のお金がかかった瞬間、手が震えてエントリーできなくなる」というものだ。自動売買はこの「手が震える問題」を解決してくれる。EAは感情を持たない。淡々とロジック通りに注文を出す。これが自作EAの、もう1つの大きな強みだ。
ステップ4:本番は「少額」で始めろ

デモで十分に検証できたら、いよいよ本番だ。ただし、いきなり全額を投入するのは厳禁だ。
最小取引単位から始めろ。松井証券なら1通貨(約100円)から取引できる。
「デモ→少額リアル→資金を徐々に増加」。これがリスクを最小限に抑えた、最も堅実な進め方だ。
忘れるなよ。元本割れのリスクは、自作だろうが既製品だろうが存在する。どんなに完璧なロジックでも、相場では負けることがある。その覚悟がなければ、そもそもFXをやるべきじゃない。
自作EAで「儲かり続ける」ための運用設計5箇条

作って、検証して、本番に投入した。ここからが本当の勝負だ。「作った後の運用設計」こそが、自作EAの価値を最大化する鍵になる。
① 1つのロジックに依存するな

相場環境には「トレンド相場」「レンジ相場」「高ボラティリティ」「低ボラティリティ」がある。すべてに勝てる万能ロジックは存在しない。
勝っている自作トレーダーは、複数のロジックをポートフォリオとして管理している。トレンド用、レンジ用、短期用、中期用。相場環境に応じてアクティブにするロジックを切り替えている。
1つのロジックに全資金を賭けるのは、1つの銘柄に全財産を突っ込むのと同じダメな行為だ。分散こそ防御の基本だ。
② 撤退基準を「作る前」に決めろ

ロジックを設計する段階で、「このロジックはいつ止めるか」を事前に決めておく。
・最大ドローダウンが◯%を超えたら一時停止
・◯連敗したらロジックを見直し
・月次の損失が◯万円を超えたら本番運用を停止
これらの撤退基準を「動かす前」に決めておくことが、メンタル崩壊を防ぐ最強の防御策だ。感情が入ってからでは、冷静な判断はできない。
③ 月次レビューを習慣にしろ

月に1回、「今のロジックは予想通りに機能しているか」をデータで確認する。
確認項目はシンプルでいい。勝率の推移、平均利益と平均損失の比率、最大連敗数、ドローダウン幅。これらを月次で記録し、グラフ化する。右肩下がりのトレンドが出たら要注意だ。
数字だけじゃなく、「なぜ機能しているか」「なぜ機能しなくなっているか」の定性的な考察も合わせてやると、改善の方向が見えてくる。
④ 「なぜ機能するか」を言葉にできるロジックだけ使え

「理由はわからないけどバックテストで利益が出たから使っている」。これは時限爆弾だ。
「このロジックは、ドル円がロンドン時間にトレンドを形成しやすい傾向を利用している。だからロンドン時間以外では機能しにくく、NY時間にはスプレッドも広がるため使わない」。こうやって言語化できるロジックは、機能しなくなった理由も理解できる。改善ができる。
根拠が言語化できないロジックは、本番投入するな。バックテストの偶然の一致に賭けるのは、投資じゃなくてギャンブルだ。
⑤ 改善の手を止めるな。相場は待ってくれない

相場は生き物だ。中央銀行の政策が変わり、世界情勢が変わり、市場参加者の構成が変わる。昨日の正解が今日の不正解になることなんて、日常茶飯事だ。
「一度作ったら永遠に稼ぎ続ける」。この幻想を持った瞬間に、自作EAは既製品と同じ道をたどる。
自作の本当の価値は「自分で改善し続けられること」にある。これは既製品では絶対に手に入らない。他人が作ったブラックボックスを買って「あとはお任せ」では、改善の余地がゼロだ。自分で作ったからこそ、自分で直せる。これが自作EAの最大の武器であり、儲かり続けるための唯一の道だ。

「作る楽しさ」を感じられるやつと、「作れば楽できる」と思ってるやつ。この差が、1年後に天と地の差になる。
自動売買を始めるなら知っておきたい、おすすめFX会社3選

自作EAの検証環境として、また本番運用の土台として、信頼できる国内のFX会社を選ぶことは極めて重要だ。
海外の無登録業者は論外だ。出金拒否やレート操作のリスクがあり、何かトラブルが起きても日本の法律では守ってもらえない。金融庁に登録された国内業者を使え。これは鉄則だ。
自動売買に対応していて、かつデモ口座で検証できる環境があるFX会社をピックアップしたので参考にしてくれ。
100円からできるFX「松井証券」
| スプレッド (ドル/円) |
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| 0.1銭 | 0.4銭 | 0.6銭 |
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| 1通貨 | ![]() |
最大100万円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
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自動売買で寝ながら稼ぐ「外為オンライン」
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・FXの勉強や知識不要。初心者でも運用可能。

自動売買で初心者でもプロのようなトレードが可能!
外為オンラインが提供する「iサイクル2取引」を使えば、簡単な設定で自動売買ができるぞ。
仕事をしている時も、寝ている時もシステムが自動で売買して、コツコツ利益を貯めてくれる。
抜群の顧客満足度! 選ぶだけで期間収益率120%の自動売買「インヴァスト証券」
| スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
| 0.2銭※ | 0.4銭※ | 0.9銭※ |
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| 1000通貨 | ![]() |
最大203,000円 |
※原則固定例外あり
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※1:2025年7月度 満足度調査 2024年4月度 満足度調査に続き2年連続 調査期間:日本マーケティングリサーチ機構
ランキングから収益率が高いプログラムを選ぶだけの簡単操作だよ。
満足度調査では初心者部門含め5部門でNo.1!実際に自動売買を始めた50.5%がFX初心者、それでも利益を出せるのがすごいところ!
【まとめ】「作る楽しさ」×「検証を続ける地道さ」が掛け合わさったとき、自作EAは最強の武器になる

長い記事を読んでくれてありがとう。最後にもう一度、この記事の核心をまとめておく。
自作EAのまとめ
・自作の自動売買システムは、正しく作り・正しく検証すれば、既製品EAを購入するよりも自分の売買思想に合った運用ができ、長期的に機能しやすい選択肢になる
・ただし「作ること」がゴールになった瞬間に失敗が始まる。儲かるかどうかは、作った後の「検証→改善→撤退判断」の運用設計によって決まる
・失敗する3大パターンは「カーブフィッティング」「検証期間の短さ」「改善の停止」
・まずは国内の金融庁登録ブローカーのデモ口座を使い、自作ロジックを実際の相場で十分に検証してから本番運用に移ること
自作EAに興味を持っているお前は、正直なところ「投資家」としてのセンスがある。既製品を買って楽しようとせず、自分で仕組みを作ろうとしている。その姿勢は正しい。
ただ、その姿勢を「作るところ」で終わらせるな。検証して、改善して、時には撤退して、また新しいロジックを試す。この地道なサイクルを回し続けられるかどうかが、全てだ。
「仕組みを作る楽しさ」と「検証を続ける地道さ」。この2つが掛け合わさったとき、自作EAは他のどんなツールよりも強力な武器になる。俺はそう確信している。
大丈夫。死ぬほど負けた俺でも、15年生き残れたんだ。正しい方向で努力すれば、お前も必ず道は開ける。
まずはデモ口座で、最初の一歩を踏み出してみろ。俺の屍を越えてくれ。
自動売買に対応しているFX会社の比較は、以下の表を参考にしてくれ。
自動売買で利益を出している人の割合もまとめている。


















