自動売買に興味があっても、どうやってツールを選べばいいのか難しいですよね。 この記事ではFX会社の自動売買ツールを、種類毎に実績比較と一緒に解説します。 「リスクリターン率」の観点から検証ポイントも整理するので、選ぶ際の考え方がわかります。
【実績重視】FX10社の自動売買ツール比較!半年で73万円達成の秘密

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「自動売買を始めるにあたっておすすめのツールって何だろう?」

「各FX会社の自動売買ツールを比較して選びたい」

「自動売買ツールはどうやって選べばいいのかな?」

 

自動売買に興味を持ってみたものの、ツールをどうやって選んでみたものかと、迷っている方はいませんか?

 

裁量取引のまとまった時間が取れない時に、私も自動売買に興味を持ちました。

ところが、調べてみたところ裁量トレードとは違う知識が必要で舌を巻いた記憶があります。

 

今回の記事では、FX会社の自動売買ツールを3種類に分けて、それぞれの特徴を解説していきます。

 

実データを元にした各ツールの簡単な実績比較も合わせて説明していきますね。

 

さらに、収益性とリスクの観点から検証ポイントを整理しますので、自動売買ツールを選ぶ考え方がわかってもらえます。

 

 

この記事でわかること
・自動売買ツール種別毎にFX口座を比較
・FXの自動売買ツールは大きく分けて3種類
・FX自動売買ツールを選ぶ際の検証ポイント
・初心者が自動売買を始める際のおすすめFX口座3選

 

FXの自動売買とは? 基礎知識を整理しよう
裁量取引と自動売買はどう違うの?
おすすめ自動売買ツール比較ランキング
おすすめの基準
国内自動売買10社の比較表
【無料】 ツール・アプリが使いやすい! おすすめ自動売買3選
利益73万円達成あり!本当に稼げるのか自動売買をやってみた
【外為オンライン】トレンドフィローで利益73万円
【松井証券】豪ドル/NZドルのレンジ相場で月利5.26%
FX自動売買ツールを選ぶ際の検証ポイント
運用実績を必ず確認する
リピート注文型ならデモトレードで運用シミュレーション
プログラム選択型なら過去実績からリターンとリスクを分析
FXの自動売買システムは大きく分けて3種類! 無料ツールで実績検証
リピート注文型の解説と実績検証
プログラム選択型の解説と実績検証
プログラム設定・開発型の解説
自動売買ツールを使う3つのメリット
24時間自動で売買してくれるため画面に張り付く必要なし
決済不要でテクニカル分析がわからなくても利用できる
投資のプロが作ったプログラムで資産運用できる
自動売買ツールを使うデメリット
裁量取引よりも取引手数料が高い
利用プログラムの十分な理解が必要
相場の急変に備える必要がある
自動売買の『怪しい・おすすめしない』噂の真相
金融庁無登録の海外業者が多い
SNS経由の有料ツール詐欺が多発している
自動売買取引で大損する可能性がある
自動売買でも損切りして資産を守ろう
まとめ 自動売買ツールの選定はリターンとリスクの両方を確認しよう

FXの自動売買とは? 基礎知識を整理しよう

自動売買の基本

 

自動売買の基礎知識を確認してみましょう。

 

FXの自動売買とはあなたに代わって、システムが自動で売買取引を行ってくれる方法です。

 

システムトレードとも呼ばれており、設定されたプログラムに基づいてテクニカルな観点から自動で売買を繰り返します。

 

 

 

裁量取引と自動売買はどう違うの?

裁量トレードと比べた自動売買の最も大きな違いは、自分で為替取引を行う必要がない点です。

 

では、他にどんな違いがあるのでしょうか。

 

  自動売買 裁量トレード
取引方法 自動 手動
相場分析 プログラム選択の前に必要 取引毎に必要
運用期間 長期 短期~長期
取引コスト
少額取引
取引の自由度
精神的負担の少なさ
肉体的負担の少なさ
向いている人 ・コツコツと利益を積み上げたい
・取引に割ける時間が少ない
・感情に流されやすい
・1回で大きな値幅を狙いたい
・自身で適切な売買判断ができる
・トレードルールを厳守できる

 

中でも大きな違いは、「取引そのもの」と「取引のタイミング」にみられます。

 

裁量トレードを始める際には、テクニカル分析を用いてのエントリーや損切りが必要になりますね。

 

自動売買でテクニカル分析や損切りが不要となる点は、初心者にとっての大きな魅力と言えます。

 

裁量トレードでは、チャート画面に向き合わないと取引は不可能です。

 

自動売買は、あなたが画面をみているかどうかにかかわらず、24時間取引を繰り返してくれるので、トレード時間が確保できない忙しい人にも向いていますね。

 

 

おすすめ自動売買ツール比較ランキング

自動売買比較

自動売買を選ぶ際は、押さえておくべきポイントがあります。

 

スタートでつまずかないように、どこに注目して選ぶべきか確認しておきましょう。

 

おすすめの基準

自分の目的に合った自動売買を選ぶために、下記のポイントに注目していきましょう。

 

・取引ツールの使いやすさ
・少額で始められるか(取引通貨量)
・ツールの種類
・取扱通貨ペア
・取引コストが安い

 

自動売買の中には複雑なツールもあるので、初心者の方ほど最初はシンプルで始めやすいツールを選ぶように心がけてください。

 

また少額取引であれば負けても損失を抑えられるため、必要資金が少なくて済むツールも初心者におすすめですよ。

 

 

国内自動売買10社の比較表

自動売買 FX会社 ツールの種類 使い易さ 売買手数料 スプレッド
(ドル/円)
運用確認
外為オンライン リピート系 片道20円
(1000通貨の場合
2pips相当)
0.9 デモトレード
松井証券 リピート系 無料 0.2~0.9 過去実績詳細
FXブロードネット リピート系 片道20円
(1000通貨の場合
2pips相当)
0.2 デモトレード
ひまわり証券 プログラム
選択型
無料 2 デモトレード
アイネット証券 リピート系 無料 2 デモトレード
セントラル短資FX プログラム
選択型
無料 2.4 過去実績詳細
デモトレード
みんなのFX プログラム
選択型
無料 不明 過去実績詳細
マネースクエア リピート系 無料 3.4 簡易シミュレーション
プログラム
設定・開発型
無料 0.0
(1万通貨まで)
バックテスト
FXTF プログラム
設定・開発型
10,000通貨あたり
20円
0.1 デモトレード
バックテスト

 

 

【無料】 ツール・アプリが使いやすい! おすすめ自動売買3選

ここでは利用が簡単で説明資料も豊富な自動売買ツール・アプリという観点から、おすすめのFX口座を3つご紹介していきます。

 

 

気になったツールがあれば、ご自身で触って確かめてみてください。

 

 

 

自動売買で寝ながら稼ぐ「外為オンライン」

外為オンライン

 

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
1.0~5.0銭 2.0~6.0銭 1.0(午前9時~翌午前4時)
40.0(午前4時~午前9時)
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨
マイナススワップが大きい
150,000円

 

自動売買で利益を出している割合95.12%!
・簡単な設定でOK。24時間自動で取引をしてくれる
・FXの勉強や知識不要。初心者でも運用可能。

 

自動売買で初心者でもプロのようなトレードが可能!

 

外為オンラインが提供する「iサイクル2取引」を使えば、簡単な設定で自動売買ができるぞ。

 

仕事をしている時も、寝ている時もシステムが自動で売買して、コツコツ利益を貯めてくれる。

 

 

 

 

【超少額】100円から自動売買できる「松井証券のFX」

松井証券の自動売買

 

スプレッド
(ドル/円)
FX初心者/未経験者 取引手数料
0.2銭
少額で低リスクで始められる
無料
取引単位 スワップ キャッシュバック
1通貨
マイナススワップが大きい
最大100万円

スプレッドは原則固定(※例外あり)
 

1通貨!つまり100円でFXの自動売買が可能!
・スプレッド以外の手数料無料!自動売買なのに低コスト!
・シンプルなリピート注文ではじめての自動売買でも安心!

 

最小取引単位が1000通貨が多いFXの自動売買で、1通貨から取引が可能!

 

しかも、自動売買でかかるコストはスプレッドだけなので、とことん低コストで運用できるわ。

 

少額から取引ができるので大損するリスクが無く、はじめての自動売買でも安心して取引ができるわ。

 

 

 

利益実績87.3%! 自動売買なら「FXブロードネット」

FXブロードネット

 

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.0銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨
マイナススワップが大きい
60,000円

 

自動売買の利益実績87.3%!
・1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・自動売買のユーザーの62%がFX初心者

 

トラッキングトレード(自動売買)で利益が出た設定数の割合は87%と非常に高いわよ。

 

自動売買はプロがやるものと思っているかもしれないけど、FXブロードネットの自動売買をやる人の62%はFX初心者。

 

5分程度の設定で簡単に自動売買ができるから、FX初心者でも運用できるのが特徴よ。

 

 

 

利益73万円達成あり!本当に稼げるのか自動売買をやってみた

自動売買で本当に勝てるのか不安だな。。。

実際に運用して好成績を出した自動売買を紹介するから参考にしてくれ!

外為オンライン】6ヶ月で利益73万円
松井証券月利5.26%

 

【外為オンライン】トレンドフィローで利益73万円

編集部では外為オンラインのiサイクル2取引を約6ヶ月間運用し、結果は利益728,169円月利4.04%の好成績を叩き出しました。

 

 

【iサイクル2取引の運用結果】
ツールの種類:リピート型
運用期間:2023年4月24日から11月15日まで
運用資金:3,000,000円
口座資産:3,728,169円
利益:728,169円
月利:4.04%

 

戦略は米ドルと円の金利差から、上昇トレンドを追従する設定にしました。

 

時々アプリの動向を確認するだけで、安定して月利4.04%を達成できたのは自動売買ならではの強みですね。

 

 

 

 

【松井証券】豪ドル/NZドルのレンジ相場で月利5.26%

さらに松井証券でも自動売買の検証を行い、月利5.26%の好成績を収めました!

 

【松井証券の自動売買の運用結果】
ツールの種類:リピート型
元資金:10万円
運用通貨ペア:豪ドル/NZドル
取引回数:14回
勝率:100%
確定損益:5,260円
月間利回り:5.26%

 

2024年8月:松井証券の自動売買の検証結果
松井証券の自動売買の取引結果

 

手法はシンプルな豪ドル/NZドルでレンジ相場を狙いました。

 

豪ドル/NZドルは次のチャートのように、2014年以降1.00NZドル~1.15NZドルのレンジの中で推移しています。

 

豪ドル/NZドルの10年間のレンジ相場チャート

 

この特性を活かしてレンジの上半分に売り注文、下半分に買い注文を入れる戦略取りました。

 

FX自動売買ツールを選ぶ際の検証ポイント

自動売買選びのポイント

FX自動売買ツールを選ぶ時には、次のデータを検証しておくことも大切です。

 

・運用実績を必ず確認する
・リピート注文型ならデモトレードで運用シミュレーション
・プログラム選択型なら過去実績からリターンとリスクを分析

 

過去にどれくらいの数字を残してきたのか、将来的な期待値はいくらぐらいあるのか、事前にしっかりと検証しておきましょう。

 

運用実績を必ず確認する

運用実績は必ずチェックしておいてください。

 

というのも、高勝率の自動売買は実際にありますし、損益に影響してくるからです。

 

利益確率や収益率は多くのFX会社で公開しており、仮に利益確率90%なら9割の人が利益を出していると判断できます。

 

例えば、先に検証した外為オンラインは運用実績を公開しており、次のとおり100万円以上の資金と60日以上で運用した場合の利益確率はなんと92.30%もあります!

 

外為オンライン iサイクル2取引 2024年 1-3月期 取引実績
外為オンライン iサイクル2取引 2024年 1-3月期 取引実績

 

このように高い実績の自動売買ほど勝ちやすくなるので、必ず過去のデータを確認するようにしておきましょう。

 

 

リピート注文型ならデモトレードで運用シミュレーション

リピート注文型は、運用時にどの程度の含み損を抱えているのかをデモトレードで確認するのがポイントです。

 

過去の運用実績から評価損益(含み損益を加えた損益)や最大ドローダウンが分からないため、リターンに対するリスクが見えにくくなっているからです。

 

自動売買FX会社 リピート注文型ツール 最大ポジション数 決済損益(pips) 利食い回数 損切り回数
外為オンライン iサイクル2 33 10,983 746 0
FXブロードネット トラッキングトレード 45 18,776 1,882 0
ひまわり証券 ループイフダン 90 16,311.40 1,649 0
アイネット証券 ループイフダン 90 16,271.40 1,645 0

 

ここで紹介しているリピート注文型は、デモトレードで運用シミュレーションできるよ。

プログラム選択型よりも収益は優秀だけど、ちゃんと含み損リスクも確認してね。

 

デモトレード期間中の収益性と含み損の大きさから、リスクとリターンを推しはかるようにしましょう。

 

FXの自動売買プログラムは中長期での運用を想定しているため、最低でも1ヶ月程度はテスト運用するのが現実的ですね。

 

 

プログラム選択型なら過去実績からリターンとリスクを分析

プログラム選択型であれば、過去実績から入念なリスクとリターンの分析を行いましょう。

 

公開されている期間や項目の差はあれ、グラフから損益の増減が分かりやすく見て取れますね。

 

自動売買選択型

 

自動売買FX会社 プログラム選択型ツール 計測期間 決済損益 最大ドローダウン リスクリターン率
インヴァスト証券 トライオートFX トライオートFX
(ハーフ_米ドル/円)
2020年3月〜2022年3月11日
(コロナショック含む)
70,7757円 33,4767円 2.11
セントラル短資FX セントラルミラートレーダー 2020年3月〜2022年3月11日
(コロナショック含む)
6,916.4 pips 3,011.4 pips 2.30
みんなのFX みんなのシストレ
(【USDJPY】みんなのリピート注文_買)
2021年4月12日〜3月11日 67,4833円 20,2612円 3.33

*インヴァスト証券、トレイダーズ証券の最大ドローダウンは、公表成績から目視で計算して算出

 

「リスクリータン率」が優秀だと少ない運用証拠金でもリスクヘッジしやすくなるので、会社の優劣よりもプログラムの優劣で運用口座を決めるのがオススメです。

 

特に長期間での運用実績を確認できると信頼性が高まるので、複数年の結果を元に比較検討するのが肝です。

 

FXの自動売買システムは大きく分けて3種類! 無料ツールで実績検証

3種類の自動売買ツール

 

ここではFX会社が提供している無料ツールを3つのパターンに分けて解説していきます。

 

ツールの種類 説明 対象
リピート注文型 決められた値幅で売買を繰り返すシンプルな自動売買 初心者向け
プログラム選択型 プロが設定した多種多様なプラグラムから選択する自動売買 初心者向け
プログラム設定・開発型 自分の理論を落とし込んでプログラムを詳細設定・開発する自動売買 中・上級者向け

 

無料ツールの過去実績も含めて確認していきましょう。

 

 

 

リピート注文型の解説と実績検証

「リピート注文型」は、その名の通り一定の条件下でシンプルに売買を繰り返す自動売買です。

 

プログラム選択型

(画像:外為オンライン iサイクル2取引)

 

自身で値幅やポジション数を設定することもできますし、FX会社の用意した設定を利用することもできます。

 

設定した値幅内でコツコツと利益を積み上げるタイプのプログラムで、レンジ相場を狙ったトレードに適しています。

 

リピート注文型のツールを提供している4社の実績を比較してみましょう。

 

自動売買FX会社 リピート注文型ツール 最大ポジション数 決済損益(pips) 利食い回数 損切り回数
外為オンライン iサイクル2 33 10,983 746 0
FXブロードネット トラッキングトレード 45 18,776 1,882 0
ひまわり証券 ループイフダン 90 16,311.40 1,649 0
アイネット証券 ループイフダン 90 16,271.40 1,645 0

 

2022年3月11日時点から直近1年間を対象期間として、「米ドル円」の運用プログラムで好成績なものを比較してみました。

 

対象の通貨ペアによっても結果は異なるので、自ら興味のある通貨ペアで比較検討してみましょう。

 

 

プログラム選択型の解説と実績検証

プログラム選択型は、投資家やヘッジファンド、FX会社などが作ったプログラムを選んで、資金を運用する自動売買です。

 

プログラム選択型

インヴァスト証券 トライオートFX

 

提供される複数のプログラムを期間収益や評価損益(含み損益を加えた損益)で比較検討できるようになっているのが、リピート型との大きな違いです。

 

過去の運用実績からしっかり比較可能なので、FX未経験者でもスタートが容易な自動売買ですね。

 

プログラム選択型のツールを提供している3社の実績を比較してみましょう。

 

自動売買FX会社 プログラム選択型ツール 計測期間 決済損益 最大ドローダウン リスクリターン率
インヴァスト証券 トライオートFX トライオートFX
(ハーフ_米ドル/円)
2020年3月〜2022年3月11日
(コロナショック含む)
70,7757円 33,4767円 2.11
セントラル短資FX セントラルミラートレーダー 2020年3月〜2022年3月11日
(コロナショック含む)
6,916.4 pips 3,011.4 ips 2.30
みんなのFX みんなのシストレ
(【USDJPY】みんなのリピート注文_買)
2021年4月12日〜3月11日 67,4833円 20,2612円 3.33

*インヴァスト証券、トレイダーズ証券の最大ドローダウンは、公表成績から目視で計算して算出

 

2022年3月11日時点から振り返れる期間を元にデータを比較してみました。

 

各運用会社によっては、決済損益の公表単位が異なっているぞ。

決済損益から、最大ドローダウン(期間中の含み損を加えた損失の最大下落幅)を割った数値である、リスクリターン率により比較した結果だ。

 

最大ドローダウンとは

最大ドローダウンは、集計期間内での「最大資産から一番落ち込んだ時の下落幅」を示す数字で、決済損益だけではなく含み損益も加えて算出されます。

自動売買では、最大ドローダウンをどの程度見込むかが、リスクヘッジの観点で重要な要素の一つとなります。

リスクリターン率とは

リスクリターン率とは、自動売買プログラムの優秀さを図る指標の1つです。
対象期間の決済損益を、最大ドローダウンで割った数値のことです。

損失リスクに対してどの程度のリターン(利益)が見込めるかを示しており、数字が高いほど、少ないリスクで大きな利益を得ることができると考えられます。
主に、2を超えている場合は、優秀なプログラムだと言われています。

 

対象の通貨ペアによっても結果は異なるので、ご自身で比較検討してみましょう。

 

 

プログラム設定・開発型の解説

3つめが中級者以上を対象とした「プログラム設定・開発型」です。

 

他のシステムと大きく異なる点は、プログラムの詳細設定が可能な点にあります。

 

例えば、テクニカル指標を複数組み合わせて、エントリーや決済の条件が設定可能です。

 

プログラムを詳細設定できる自動売買は、マネーパートナーズ「HyperSpeed NEXT」から提供されています。

 

FXTFの「MT4」を用いた場合には、EAを購入してきて設定するだけでなく、独自開発したプログラムの運用も可能となります。

 

自身のトレード理論がある人には最適なプログラムだと言えますね。

 

自動売買ツールを使う3つのメリット

自動売買のメリット

 

ここでは、自動売買のメリットをみていきましょう。

 

・24時間自動で売買してくれるため画面に張り付く必要なし
・決済不要でテクニカル分析がわからなくても利用できる
・投資のプロが作ったプログラムで資産運用できる

 

これら3つのメリットについて詳しく解説しますね。

 

 

24時間自動で売買してくれるため画面に張り付く必要なし

まず何よりのメリットは、自動売買のプログラムがあなたに代わって取引してくれるため、自身の時間を使う必要がないことです。

 

運用プログラムの選定に時間は必要ですが、一旦稼働させてしまえば、取引市場が空いている限り、プログラムが24時間取引を行ってくれます。

 

もちろん、適度に運用状況を確認したり、政治経済の側面から大きな相場変動がないかなどの定期的な確認は行うべきです。

 

しかし、裁量トレードに比べて大きな時間の節約には違いありません。

 

そういう意味では、ファンダメンタルズ要因により売買を行う「長期トレード」に似ていますね。

 

FX投資に興味はあるけれど十分な時間が確保できない人にとって、自動売買は便利な選択肢です。

 

 

決済不要でテクニカル分析がわからなくても利用できる

自身での取引決済が不要になるため、テクニカル分析が不要になります。

 

なぜなら、エントリーから利確・損切りまでは全てプログラムが代行してくれるからです。

 

裁量トレードの際は、自身で分析をしてトレード根拠に沿って、エントリーや決済をします。

 

FX初心者にとっては、ハードルの高いテクニカル分析が不要となるのはメリットといえるでしょう。

 

実際に、FX自動売買の外為オンラインでは、利用者の75%がFX未経験者という統計がでています。FX初心者でも始められることを裏づけるデータですね。

 

 

投資のプロが作ったプログラムで資産運用できる

自動売買は、FX会社、投資家、ヘッジファンドなど投資のプロが作ったプログラムで資産運用ができます。

 

多くの自動売買ツールで、投資のプロが作ったプログラムを選択できるからです。

 

トレーダー経験が乏しい人でも、成果のでているプログラムを選べれば、運用収益があがる可能性は高まるわね。

 

裁量トレードで勝つためには、自身のFX投資の経験を積み上げる必要があります。

 

しかし、自動売買では、「優れたプログラムの選定」と「適切な証拠金設定」ができれば、最初から安定した儲けを狙えます。

 

自動売買ツールを使うデメリット

自動売買のデメリット

 

自動売買で取引するにあたってのデメリットはどこにあるのでしょうか。

 

・裁量取引よりも取引手数料が高い
・利用プログラムの十分な理解が必要
・相場の急変に備える場合がある

 

3つのポイントに絞ってまとめましたので、確認していきましょう。

 

 

裁量取引よりも取引手数料が高い

自動売買の取引コストは総じて裁量トレードより高額です。

 

自動売買では、裁量トレードで無料の取引手数料が必要になったり、スプレッドが高額になる傾向があります。

 

FX会社 スプレッド
米ドル/円・自動売買
売買手数料
外為オンライン 1銭 片道20円
FXブロードネット 0.2銭 片道20円
アイネット証券 2銭 無料
ひまわり証券 2銭 無料
みんなのFX 0.2銭 無料
0.0銭(1万通貨まで) 無料
FXTF 0.1銭 1万通貨あたり20円

 

特に、取引回数が多いプログラムの場合は、費用も大きくなりますので、注意深く確認するようにしましょう。

 

プログラム実績の「決済損益」に取引手数料が含まれていない場合は、手数料も織り込んだ数値を計算して確かめましょう。

 

 

 

利用プログラムの十分な理解が必要

自動売買の運用を始めるにあたって、プログラムの理解に時間をさく必要があります。

 

多くの自動売買のプログラムは、含み損を抱えてもポジションをキープし、一定の利益が出た時点で決済を行う傾向があるからです。

 

プログラムの収益だけではなく、含み損益の特徴を理解した上で、運用するのがリスクヘッジのコツだと言えます。

 

自動売買では、テクニカル分析の理解は不要だが、利用プログラムの理解が不可欠なんだ。

プログラムのスタート時が大きなエントリーの機会だと思ってしっかり検討しよう。

 

 

相場の急変に備える必要がある

自動売買を始めたからといって放ったらかしにするのではなく、相場の急変に備えた適度な情報収集は必要です。

 

自動売買には一定のレンジ相場を想定したプログラムが多く、マクロ経済要因での急激な騰落の際には大きな損失をだす可能性があるからです。

 

事前にアンテナを貼っておくことで、プログラムの調整やマニュアル(手動)で損切りする対策が可能になります。

 

プログラムが自分の代わりに取引を行ってくれるからといって、任せきりにするのではなく、確認を怠らないようね。

 

続いて、自動売買の大損リスクについてみていきましょう。

 

自動売買の『怪しい・おすすめしない』噂の真相

自動売買大損する

自動売買が「怪しい・おすすめしない」と噂される理由には、主に3つの原因が挙げられます。

 

・金融庁無登録の海外業者が多い
・SNS経由の有料ツール詐欺が多発している
・自動売買取引で大損する可能性がある

 

自動売買を正しく理解するために、詳しく内容を見ておきましょう。

 

 

金融庁無登録の海外業者が多い

金融庁に登録していない海外業者が多いのは、自動売買が怪しいと噂される原因のひとつです。

 

海外業者との取引においては、実際に出金拒否などのトラブルが多発しており、金融庁からも注意喚起がなされています。

 

日本の法令に基づく登録等がない海外のFX業者や暗号資産取引所等を利用するとしているケースが多いです。そのため、上記のようなトラブルに巻き込まれたとしても、海外の業者であることから、損害賠償請求を海外の裁判所等に行うことになるほか、そもそも取引していた業者が存在していなかった等、被害回復が困難となる場合が多く、泣き寝入りとなってしまうおそれがあります。

【引用元:金融庁:「FX取引・暗号資産投資の勧誘」にご注意!!

 

日本で金融商品を取り扱う場合は、金融庁の認可が必要であるにもかかわらず、多くの海外業者は無登録で営業を続けています。

 

仮にこのような海外業者との間でトラブルが起こったとしても、日本の法律では守られないと覚えておいてください。

 

逆を言えば、海外業者での運用を避けるだけでトラブルは回避できますよ。

 

 

SNS経由の有料ツール詐欺が多発している

2つ目は、SNS経由の詐欺事件が多発していることです。

 

主に若年層をターゲットに、SNS経由で高額ツールを買わせるなどの詐欺が横行しています。

 

事実、金融庁からも次のような警告がでています。

 

「セミナーで勉強すれば、勝てるようになる」「自動売買ソフトを使えば、なにもしなくても儲かる」などと言って、FX・バイナリーオプション・暗号資産等への投資を一方的に勧めてくるケースが以前より発生しています。特に、SNSで知り合った方からの投資勧誘に応じて投資した方からの相談が多く寄せられています。
【引用元:金融庁:「FX取引・暗号資産投資の勧誘」にご注意!!

 

とくに最近の詐欺事案は、SNSの勧誘から始まることが多く、甘い話には細心の注意が必要です。

 

なお、このサイトで紹介しているFX会社の自動売買は、金融庁に登録済みですから安心して利用できますよ。

 

 

自動売買取引で大損する可能性がある

自動売買による取引で「大損する可能性がある」のも理由のひとつです。

 

想定外の相場の急変動にツールは対応できないこともあります。

 

当たり前の話ですが、自動売買も万全ではないため、負ける時は負けます。

 

急変動に備えていつでも手動で対応できるよう、相場のチェックは必ず行うようにしておいてください。

 

自動売買と言えども、放置は厳禁です。

 

 

自動売買でも損切りして資産を守ろう

自動売買ツールを使っても手動の損切りを想定しよう

 

最悪のケースとして手動での損切りも想定しておきましょう。

 

損切りラインやシナリオは人それぞれですが、あらかじめ損切りの条件を想定しておくことで、いざという時に迅速に動けます。

 

プログラムの特徴やリスクを理解すると、安全な証拠金の目安が見えてきます。

 

そして、もしもの時の損切りを想定することで、いざという時にも資産が守られるのです。

 

まとめ 自動売買ツールの選定はリターンとリスクの両方を確認しよう

ここまでで、自動売買のツール比較やそれぞれのツールを選ぶ上でのポイントを解説してきました。

 

ここで、もう一度要点を整理してみますね。

 

取引実績が良い自動売買を選ぶのが重要
・リピート型は仕組みがシンプルで初心者におすすめ
・おすすめの自動売買は外為オンライン松井証券
・自動売買に潜むリスクを「ゆとりのある証拠金」「損切りへの備え」でヘッジしよう

 

また色々な自動売買ツールの中でも、特に初心者でも始めやすいのは次の3つです。

 

 

何かとクローズアップされやすい収益率ですが、収益(リターン)だけ追い求めると落とし穴にハマりがちです。

 

自分の手で触れてみて、リターンとリスクの双方を測ることで、安全に資産が運用できます。

 

手間がかからないのが自動売買のメリットですが、プログラムの選定にはしっかりと時間を使いましょう。



そして、自分が納得の行くプログラムを見つけてから資産運用に移ってください。

 

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