株式会社フジコー(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:萩尾寿昭氏)は、光触媒と抗菌金属を独自成膜することで高い反応性を実現した建材ブランド『ヒカリノユカ』に、新たに長尺シートタイプを追加し、2025年12月1日(月)より受注を開始した。
2011年の発売以来、『ヒカリノユカ』は医療・介護現場を中心に、**“床材に求められる衛生性能の基準そのものを引き上げる”**というコンセプトのもと、光触媒床タイルとして採用が広がってきた。
今回の長尺シート化により、より広範囲のエリアでの衛生環境づくりに活用が可能となる。以下、PR TIMESより。
『ヒカリノユカ』が選ばれる理由―独自の「光除菌」技術
当社が定義する「光除菌」は、光触媒と抗菌金属を複合化し、成膜技術で最大化させたフジコー独自の除菌・消臭技術です。
1. 高い反応性
各種試験において、光触媒が発揮する酸化反応により、一般的な抗菌床材と比較して迅速な菌・ウイルス様物質への反応性が確認されています。
2. 継続的に働く表面性能
光触媒に加えて抗菌金属層が表面に形成されているため、暗い環境下でも継続して働く特性が試験で示されています。
3. 臭気低減への寄与
もともと臭くはないが、菌が混じることで発生する二次臭に対して、菌の分解による二次臭の低減効果が試験環境で確認されています。
これらの技術により、病院・介護施設など衛生要求の高い環境において、「床」という見落とされがちな領域の衛生リスク低減に寄与します。(これらは一定の環境の下での試験結果であり、実使用環境での性能を保証するものではありません)
一般的な床材、一般的な抗菌・抗ウイルス床材との比較
次の動画は、ヒカリノユカと一般的な床材に付着した菌の活動の経時変化を視覚化したものです。ヒカリノユカでは、菌の活動が時間とともに抑制されていく様子が確認できます。
https://youtu.be/h5Osekun4Ew
一般的な抗菌・抗ウイルス床材との比較試験については、ヒカリノユカ専用サイトの「ヒカリノユカの特徴」をご参照ください。
https://massc.jp/lp/hikarinoyuka/
こうした試験結果を背景に、感染管理や衛生対策を重視する医療機関・介護施設での採用が進んでいます。(これらは一定の環境の下での試験結果であり、実使用環境での性能を保証するものではありません)
製品ラインナップ―長尺シート追加の背景
これまで提供してきた「タイル」タイプに加え、今回「長尺シート」を追加した理由は、病院や介護施設などの衛生環境を重視する施設では長尺シートが好まれるということがあります。それは、長尺シートは壁面への巻き上げ処理ができること。および、タイルのような隙間が生じないことがあります。
また、今回のヒカリノユカ長尺シートは、滑りにくさ(防滑性)や、転倒時の衝撃吸収性も考慮。厚みを持つ発泡構造となっています。

導入事例―医療・介護現場を中心に採用が拡大
『ヒカリノユカ』タイルは、「ニオイ対策」「衛生管理」「利用者の安心感」などを背景に医療・介護施設等での導入が進んでいます。具体的には下記の専用サイトを参照してください。
https://massc.jp/lp/hikarinoyuka/
今回の長尺シート追加により、広面積空間への展開がより容易になり、総合的な衛生空間づくりに活用していただけます。
まとめ―“床材”から衛生環境を変える、新しい選択肢
光触媒と抗菌金属を組み合わせた『ヒカリノユカ』は、各種試験結果を背景に、医療・介護施設などの衛生リスク低減への寄与、臭気対策、利用者・スタッフの快適性向上、施設全体の環境づくりのレベルアップといった効果が期待できる建材として、今後もラインナップを拡充してまいります。
【会社概要】
会社名:株式会社フジコー
会社サイト:https://www.kfjc.co.jp/
【出典】
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000045600.html