「年収の高い職業」ランキング…トップは会社員の3倍「年収1,697万円」と桁外れの給与額

厚生労働省から令和6年の『賃金構造基本統計調査』の結果が発表され、最新の会社員の給与事情が明らかになりました。今回は職業別に平均給与を紐解いていきましょう。

職業別「平均給与」ランキング…トップは前年に続き「パイロット」

厚生労働省『令和6年賃金構造基本統計調査』によると会社員（平均年齢44.1歳）の平均給与は、月収で33.0万円、賞与も含めた年収は527.0万円でした。

産業別にみていくと、月収が最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」（平均年齢43.5歳）で、平均月収43万7,500円。一方で最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」（平均年齢42.8歳）で、平均月収26万9,500円。その差、月17万円弱。また賞与も含めた年収でみていくと、トップは「電気・ガス・熱供給・水道業」で、平均年収745万1,400円。一方で最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」で、平均年収396万0,300円。その差、350万円弱にもなります。働く業種によって、大きな給与差が生じているのが現実です。

【産業別・年収ランキング】

1位「電気・ガス・熱供給・水道業」7,451,400円

2位「金融業、保険業」6,720,300

3位「学術研究、専門・技術サービス業」6,590,900円

4位「情報通信業」6,329,400円

5位「鉱業、採石業、砂利採取業」6,279,600円

6位「教育、学習支援業」6,008,100円

7位「不動産業、物品賃貸業」5,977,500円

8位「建設業」5,652,500円

9位「卸売業、小売業」5,432,100円

10位「製造業」5,351,000円

11位「運輸業、郵便業」5,012,000円