「いつまで働きますか?」と聞かれたら、何と答えるでしょうか。平均寿命はどんどん伸び、定年後、20年以上生きる可能性が高いなか、「働けるうちは働く」が正解でしょうか。そのようななかでも老後生活への不安感が薄れ、仕事を完全に辞めることのできる人たちには、穏やかで幸せが待っています……とはいかないこともあるようです。
(※写真はイメージです/PIXTA)
経済的に自立しようと試みる次女だったが…
厚生労働省『令和5年人口動態統計(確定数)の概況』によると、2023年の離婚件数は18万3,814件。そのうち婚姻期間5年未満の離婚は5万2,788件。全体の3割を占めています。ちなみに1年未満は8,814件で、全体の5%ほどでした。
――いまどき離婚なんて珍しいことではないけれど
――結婚は家と家のことでもあるので、せめて離婚理由ははっきりさせてほしい
離婚理由を尋ねると、「それはおいおい話すわ」と何ともモヤモヤする回答。センシティブな話題だけに、しつこく問い詰めることもできないといいます。
――こっちで仕事探すから、子どもたちの面倒、お願いできるかな
と次女。経済的にきちんと自立しようという姿勢には感心しますが、孫を全面的にまかせるということにはモヤモヤします。とはいえイヤとはいえず。
とりあえず、楽しい老後生活はあっさりと崩れ落ちたことだけは確かです。
[参考資料]