世帯年収731万円・39歳で「注文住宅」を実現
多くの人がもつ「いつかはマイホーム」という大きな夢。そのなかでも「一軒家を建てたい!」と希望する人は多いようです。
国土交通省『令和4年度 住宅市場動向調査報告書』によると、比較検討した住まいのカタチで、最も多かったのが「注文住宅=戸建てを新築する」で72.9%、「分譲戸建て住宅」が26.5%、「分譲マンション」が11.9%、「中古戸建」が17.4%、「中古マンション」が5.9%でした。
最終的に注文住宅を選んだ人たちの「決め手」はなんだったのでしょうか。最も多いのが「メーカーへの信頼」。やはり人生で最も大きな買い物のひとつである、マイホーム。絶対に失敗は避けたいものです。そこで重要なのは「信頼感」でした。
また設備等に関しては、まずは「見た目」。そして昨今、関心が高まっている「省エネ」や「防災」に関しての項目が決め手になっているようです。
【注文住宅購入者に聞いた「その注文住宅にした決め手」】
信頼できる住宅メーカーだったから…54.7%
一戸建てだから…42.0%
新築住宅だから…40.9%
住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから…37.2%
住宅の立地環境が良かったから…32.7%
昔から住んでいる地域だったから…27.8%
親・子どもなどと同居した、または近くに住んでいたから…26.5%
価格が適切だから…19.5%
交通の利便性が良かったから…18.2%
災害発生リスクの低い地域だったから…17.9%
【設備等に関する選択理由】
住宅のデザインが気に入ったから…62.2%
高気密・高断熱住宅だから…60.2%
火災・地震・水害などへの安全性が高いから…50.6%
間取り・部屋数が適当だから…44.8%
住宅の広さが十分だから…35.9%
台所の設備・広さが十分だから…29.3%
浴室の設備・広さが十分だから…23.9%
そんな注文住宅。購入者(一次取得者/世帯主)の平均年齢は39.8歳で、世帯年収は平均731万円。購入総額(土地+建物)は平均4,713.0万円でした。