(※画像はイメージです/PIXTA)

みんな大好きお肉。買ってきたお肉を、おうちでも失敗せず上手に焼けたら嬉しいですよね! そこで今回、お肉博士みなみさんに、おうちのフライパンで美味しくお肉を焼くコツや、安いお肉も美味しくいただくことができる裏ワザを教えていただきました。※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。

お肉を格段に「美味しく」する一工夫

③野菜を敷くと旨味がアップ!

フライパンにカットした野菜を敷いて、その上にお肉を乗せ、ステンレスのボウルなどをかぶせて再び加熱します。火加減は野菜が焦げないよう弱火にしてください。野菜を敷くことで肉が焦げ付かず、オーブンのように中まで火を通すことができます。

 

野菜はにんじんや玉ねぎ、キャベツなど、肉に合うものであればなんでもOKです。

 

ボウルをかぶせて5分から10分加熱したら、お肉の中の肉汁を均等に加熱してするために何度かひっくり返しましょう。

 

④和牛の牛脂を使うと格段においしくなる

お肉を焼くときには牛脂を油に使うのがおすすめです。実は、牛肉や豚肉、鶏肉など、種類は違っても肉の味にそれほど違いはありません。それぞれのお肉の特徴や美味しさのもととなっているのはお肉の香りです。和牛の美味しさのもととなる和牛香は牛の脂から出ているため、和牛の牛脂を使うと肉がぐっとおいしくなります。

安いお肉を美味しくするコツ

①「牛脂」が最強

一番簡単な方法は牛脂を油に使って焼くことです。

 

②甘みのある野菜を入れる

また、甘みのある玉ねぎなどを一緒に入れると、野菜の旨味成分が加わってよりおいしくなります。

 

厚いステーキなどの場合は、先にご紹介したように野菜をお肉の下に敷いてください。薄い肉の場合は、先に野菜を焼いてから肉を入れると、肉に火を入れすぎずに仕上げることができます。

 

③焼肉のタレを活用

焼き肉のタレなどにはタンパク質を分解してお肉を柔らかくする酵素が含まれているので、かたい外国産の肉などは、焼く前にたれにつけておくのもひとつの方法です。

 

肉が筋張っていたら、筋を切ってあげるだけでもおいしさがアップします。

肉と向き合い落ち着いて焼こう

 

 

肉を焼くと、焼き加減は大丈夫かなとついつい焦りがちになってしまいますが、落ち着いて肉と向き合って、いまお肉がどんな状態なのかをよく見てあげてください。肉を焼く回数が増えるごとに、肉のことがだんだんよくわかってくると思います。

 

また、焼きあがった肉を切ったときに肉汁が出ると、もったいないと感じてしまう方もいるかと思いますが、肉汁が出るのはうまく焼けた証拠なので、自信を持って食べてくださいね。

「大人の鉄板」でご家庭でも高級鉄板焼店の味を

おうちでも高級鉄板焼店の肉の味を再現したい―そんな方におすすめなのが、「大人の鉄板」です。上質な肉はもちろんのこと、スーパーの肉も美味しく焼くことができます。

 

「大人の鉄板」の特長は、食材の旨さを引き出す4.5㎜の厚み。薄いフライパンでは火のあたるところが局部的に熱くなってしまいますが、「大人の鉄板」はこの4.5㎜の厚みにより、熱が全体に広がって焼きムラができません。

 

お肉にゆっくりと火を通し、表面にほどよい焼き色をつけて、中は均等に加熱することができます。ぜひ「大人の鉄板」で絶品のお肉をお楽しみください。