百貨店や飲食店が多く建ち並ぶ商業地に加え、昨今はベイエリアを中心に「住みたい街」としても人気上昇。2023年1月1日時点の定住人口は、70年ぶりに過去最多を記録しました。今回はそんな中央区の「住みやすさ」について、データを交えながらみていきます。
“住みたい街”としても人気上昇!「東京都中央区」住みやすさをガチ評価【データで紐解く東京⑥】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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中央区の基本データ

[図表1]

 

中央区は東京23区のほぼ中央に位置します。世界的にも有名な銀座や日本橋などの大商業エリアがあり、昼夜間人口比率が高いことが特徴的です。面積は広くありませんが人口密度も低く、ベイエリアなどの住宅地はどの世代からも人気です。商業地や繁華街が多くあるため交通の便もよく、財政力も比較的高い区です。

中央区の特徴

江戸時代から続く商業の中心地を抱えた中央区。まず押さえておきたい、昔ながらの雰囲気が残る街並みとベイエリアの再開発についてご紹介します。

 

江戸時代から続く商業と文化の中心地

 

銀座から連なる日本橋エリアでは、新たな賑わいを生み出す日本橋室町東地区の再開発事業が完了。オフィスと商業施設に、シネコンなどのエンターテインメント機能が加わりました。

 

銀座は百貨店や高級ブランドの旗艦店が軒を連ねる一大商業地、日本橋は老舗店が江戸時代からの歴史を守るイメージが強いエリアでしたが、再開発により、一帯は歴史と最先端を融合した新しい街へと生まれ変わりました。

 

桜並木の延伸や歩道幅の拡張も行われ、日本文化を堪能できるエリアとして国内外から注目を集めています。

 

今後も続くベイエリアの再開発

 

ベイエリアの再開発は、2023年現在も多くの開発が進行中です。

 

銀座のベイエリアの再開発の展望としては、新たな観光拠点の創出により、東京を代表する観光地の一つとなることと、多くの企業のオフィスや商業施設を集積して新たなビジネス拠点となることが期待されています。

 

さらに、銀座の中心部と臨海部を結ぶ基幹的交通システム「BRT(バス高速輸送システム)」が運航開始し、銀座地区と臨海部を結ぶ新たな交通手段として、多くの利用者から注目を集めています。

 

今後は、常住人口・就業人口ともに大幅に増えていくことが考えられます。

 

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