東京の副都心のひとつ「池袋」を有する豊島区。一時は「消滅可能性都市」として話題になりましたが、いまや、東京でも有数の子育てのしやすい街として若い世代から支持を集めています。豊島区の現況と住みやすさをデータとともにみていきましょう。
消滅可能都市と騒がれたが…子育てしやすい「東京都豊島区」を5つ星評価【データで紐解く東京②】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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豊島区を6つの視点でガチ評価

豊島区の治安(★5/2.5)

[図表2]

 

データ上では14区内でも順位の低いこの地域ですが、実際は昼夜問わず賑わっている池袋周辺の治安の悪さが目立ち、池袋から少し離れた住宅街の治安は比較的よい傾向にあります。区内では客引きの取り締まりや児童の見回り活動、多くのホームレスが集まっていた南池袋公園のリニューアルなど、治安改善のための対策を強化しており、池袋周辺の治安も改善していくと考えられるでしょう。

 

豊島区の子育て環境(★5/3)

[図表3]

 

定住率が低く、若い女性が少ないことから、2014年には「消滅可能性都市」に選ばれた豊島区。そんな経緯から女性にやさしいまちづくり、ファミリー層が暮らしやすいまちづくりに力を注いでおり、今では待機児童ゼロに加え、小学生の学童事業でも待機ゼロを達成しています。また認可外の保育所に通う家庭には差額補助を行うなど、手厚い補償も魅力です。

 

豊島区の医療(★5/3)

[図表4]

 

都内有数のターミナル駅・池袋があることもあり、医療施設数では14区内でも上位に位置しています。区を挙げて「顔の見える連携づくり」をめざしており、住み慣れた地域で安心して在宅医療を受けられる仕組みづくりを行っている最中。そのほか、在宅医療に関する相談窓口の設置や情報の提供、ガイドブックの配布、区民向けの講演会など、さまざまな支援を行っています。

 

豊島区の自然環境(★5/1.5)

[図表5]

 

14区内で比較すると自然環境はそれほど豊富ではないものの、南池袋公園やとしまみどりの防災公園(愛称はイケ・サンパーク)など、新しい公園が多く作られており、区民の憩いの場となっています。特にイケ・サンパークでは、週末にファーマーズマーケットやイベントが開催されコミュニティ形成のきっかけを提供。学習院大学や立教大学など、緑あふれる大学が多くあるのも特徴です。

 

豊島区の買い物・娯楽(★5/4)

[図表6]

 

池袋を中心に多くの商業施設、娯楽施設があるこのエリア。近年では特に、再開発の影響で新たな施設が多数登場しています。区役所の新庁舎移転に伴い、池袋駅東口の旧庁舎跡地に作られた新複合商業施設「ハレザ(Hareza)池袋」は、高層オフィス棟や1300席以上ある劇場ホールを備え、国際的な文化拠点に。古くから池袋の街を彩ってきた東京芸術劇場や複数の小劇場に加わり、国際アート・カルチャー都市としての豊島区のイメージをより濃くしています。

 

豊島区の住まい(★5/2.5)

[図表7]

 

区内全体で見ると持ち家率はそこまで高くなく、借家の割合の方が高い傾向にあるこの地域。ただし、単身世帯が多い地域ということもあり、子育て世帯のみで考えると持ち家率が半数を超えています。区内全体の駅数は多い方ではありませんが、池袋駅まで出ればJRや地下鉄など多数の路線が接続されているため、交通の便は良いと言えるでしょう。

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※用途区分:住宅地

(出典:国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」)
[図表8] (出典:国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」)

 

新宿駅・渋谷駅に次いで世界第3位(2017年調べ)の乗降客数の多さを誇る、巨大ターミナル、池袋を擁するエリア。近年では駅の東側のまちづくりが盛んで、細分化された低層住宅密集地を集約してタワーマンション化するような開発が複数行われています。また旧庁舎跡地の民間活用もスタートし、さらなる街の発展が期待されています。

 

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