それでもあえて個人年金保険に加入するメリットとは?
しかし、個人年金保険の商品のなかには、iDeCoやNISAにはないメリットを持つものがあります。以下の通りです。
・働けなくなったら保険会社が保険料を肩代わりしてくれる
・「変額個人年金保険」で過去の運用実績が優れている商品がある
◆働けなくなったら保険会社が保険料を肩代わりしてくれる
まず、個人年金保険の多くは、所定の就業不能状態や障害状態になったら「保険料の払い込み免除」を受けられます。つまり、もし働けなくなったら、それ以後は保険会社が保険料を肩代わりしてくれるということです。
iDeCoやNISAにはこの機能はありません。個人年金保険が「保険」だからこその、特有の機能です。
◆「変額個人年金保険」で過去の運用実績が優れている商品がある
次に、「変額個人年金保険」のなかには、過去の運用実績が優れている商品があります。iDeCoやNISAの場合、投資対象の多くは、所定の株式指数に連動した「インデックスファンド」です。つまり、すべての株式に満遍なく投資するものです。
これに対し、変額個人年金保険のなかには、株式指数に属する銘柄のなかから有望な業種・銘柄を選んで運用し、長期にわたってインデックスファンドよりも高い実績を挙げているものもあります。
過去の運用実績は保険会社のHPで確認することができます。また、保険代理店の担当者やFPで、変額保険や投資に詳しい人に聞いてみてもよいかもしれません。たいていは自分自身も個人年金保険に加入しているので、運用実績も教えてもらえるでしょう。
運用実績が優れているのに加え、もし働けなくなったら保険料を肩代わりしてもらえるとなれば、個人年金保険も、iDeCo、NISAと異なる資産運用の手段として活用の余地があるといえそうです。
「相続税の税務調査」に 選ばれる人 選ばれない人
>>1月16日(木)開催・WEBセミナー
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【1/7開催】<令和7年度>
税制改正大綱を徹底解説
最新情報から見る資産運用への影響と対策
【1/8開催】オルカン、S&P500…
「新NISA」の最適な投資対象とは
金融資産1億円以上の方だからできる活用法
【1/9開催】2025年の幕開け、どうなる?日本株
長いデフレ環境を生き抜いたスパークスが考える
魅力的な企業への「長期集中投資」
【1/9開催】相続人の頭を悩ませ続ける
「共有名義不動産」の出口は“売却”だけじゃない!
問題点と最新の解決策を藤宮浩氏が特別解説
【1/12開催】相続税の
「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?
【見逃し配信special】