都道府県「お年玉の支出額」ランキング…1位「三重県」は1世帯当たり1万7,588円
世帯主の収入別にみていくと、収入が多い/少ないは、子どもへのお年玉の額には関係ないようです。
【世帯主の収入別「お年玉」支出額】
15万~20万円未満:13,601円
20万~25万円未満:15,444円
25万~30万円未満:8,787円
30万~35万円未満:8,184円
35万~40万円未満:10,573円
40万~45万円未満:10,341円
45万~50万円未満:9,334円
50万~55万円未満:15,852円
55万~60万円未満:10,767円
60万~65万円未満:5,566円
出所:総務省統計局『家計調査 家計収支編』(2022年)
※勤労世帯1月の「贈与金」
次に世帯主の年齢別にみていくと、年齢が重ねるごとにお年玉の支出額は増え、とりわけ年金世代の支出は大きくなっています。
【世帯主の年齢別「お年玉」支出額】
~34歳:5,879円
35~39歳:5,897円
40~44歳:6,093円
45~49歳:9,503円
50~54歳:10,718円
55~59歳:10,706円
60~64歳:18,246円
65~69歳:18,334円
70歳~:16,843円
出所:総務省統計局『家計調査 家計収支編』(2022年)
※勤労世帯1月の「贈与金」
さらに都道府県別にみていきましょう。最もお年玉の支出額が多いのは「三重県」で1万7,588円。全国平均の1.6倍の支出額となっています。続いて「群馬県」「沖縄県」「福井県」「岩手県」と続きます。一方で最も少ないのが「北海道」で3,648円。全国平均の3割程度の支出額です(関連記事:『都道府県「1世帯当たりのお年玉支出額」ランキング…「家計調査/2022年」』)。
【都道府県別「お年玉」支出額、上位5/下位5】
1位「三重県」17,588円
2位「群馬県」15,194円
3位「沖縄県」13,814円
4位「福井県」13,753円
5位「岩手県」13,392円
ーーーーーーーーーーー
43位「島根県」5,707円
44位「埼玉県」5,396円
45位「秋田県」5,203円
46位「山形県」3,919円
47位「北海道」3,648円
出所:総務省統計局『家計調査 家計収支編』(2022年)
※勤労世帯1月の「贈与金」
家計調査は県庁所在地ごとの調査で、地域の実情とはズレがある可能性がありますが、1位「三重県」と47位「北海道」には5倍弱の差がありました。お年玉は、お正月の過ごし方や家族構成、風習などで支出額に地域差が生じると考えられます。
子どもたちが1年に1回、楽しみにしているお年玉。喜ぶ顔を思い浮かべながらお金を入れていくのも、楽しい時間です。