老後資金のことをどこまで考えているでしょうか? 年金2,000万円問題や年金受給額の減少など、老後の暮らしを脅かす話題をよく聞くようになって久しい昨今、将来に不安を感じている人も多いはずです。そこで老後資金を確保する手段として「マンション投資」の有効性を考えていきます。
多くて月34万円だが…年金だけでは「老後資金」が足りません!不足分の補填として「不動産投資」はありか? (※写真はイメージです/PIXTA)

老後に必要な資金はいくら?

【オンライン相談会】
「安定・堅実」に資産形成をすすめる最適解
年収500万円以上の給与所得者のための「新築ワンルームマンション投資」相談会

 

私たちが老後を迎えたとき、どれくらいの資金が必要になるのでしょうか。これは人によって多少の違いがありますが、ゆとりのある生活を送りたいなら「月36.4万円」が必要だといわれています。

 

一方、年金受給額は多くても「月30~34万円」です。ここからも分かるように、すでに老後資金が不足している状況です。また人によっては、もっと年金受給額が減る場合もあります。

 

そこでまずは、これらの金額が算出される内訳を見ていきましょう。

 

ゆとりある生活には月36.4万円が必要

【オンライン相談会】
「安定・堅実」に資産形成をすすめる最適解
年収500万円以上の給与所得者のための「新築ワンルームマンション投資」相談会

 

総務省で公開されている「家計調査年報2020年」を見ると、65歳以上の夫婦の場合、1世帯の月収入が最大平均25.6万円です。このうち消費支出は月「22.4万円」であるため、毎日同じような生活ができれば問題ありません。

 

出所:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)平均結果の概要」p.18
出所:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)平均結果の概要」p.18

 

しかし老後も旅行や趣味を満喫したい人はいるでしょう。公益社団法人生命保険文化センターで公開されている「令和元年度 生活保障に関する調査」を見ると、老後のゆとりのための上乗せ金額として月平均「14.0万円」が求められていることが分かります。

 

出所:公益社団法人生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」p.90
出所:公益社団法人生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」p.90

 

つまり月平均出費である22.4万円に14万円を上乗せした「36.4万円」がなければ、ゆとりある生活の実現が難しいというわけです。

 

年金受給額だけでは老後資金を賄えない

【オンライン相談会】
「安定・堅実」に資産形成をすすめる最適解
年収500万円以上の給与所得者のための「新築ワンルームマンション投資」相談会

 

年金だけで老後資金を賄おうと考える人もいるでしょう。では日本年金機構から公開されている「令和4年4月分」の年金受給平均額を見ていきましょう。

 

出所:日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」
出所:日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」

 

上記の表を見ると分かるように、国民年金と厚生年金を足し合わせると「28.3万円」になります。つまり、ゆとりのある生活に必要な金額36.4万円を下回り、ゆとりのある生活が送れません。

 

これは「老後問題」として、国内で大きな問題に発展しています。早急に自分たちで老後資金を確保する必要性があるのです。