資産を増やしていくためにとても重要な概念に「複利」という言葉があります。これはマンション投資だけではなく他の投資、資産運用においても有効な概念です。「複利」とはどういうものなのか、マンション投資の場合、どんな方法が複利効果を発揮するのか、みていきましょう。
資産形成のスピードを劇的にアップ…不動産投資で「複利効果」を狙う方法 (※写真はイメージです/PIXTA)

そもそも複利とは?

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「複利」とは、投資運用で得た収益を当初の元本にプラスして再び投資することをいいます。一方、対義語として表す「単利」は運用で得た収益を受け取り、当初の元本の金額のままで運用する方法です。複利と単利の効果の差は、月日が経てば経つほど大きくなります。

 

マンション投資における複利とは?

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マンション投資において「家賃収入を元金に組み入れる」ということはできません。ではマンション投資で複利効果を狙いたい場合はどういった手法があるでしょうか? 内容は以下の通りです。

 

利益を別のマンションに再投資する

1棟目・1戸目のマンションへの投資で得た利益を元手として、さらに2棟目・2戸目、3棟目・3戸目のマンションに投資して収益を上げるという考え方です。最初のマンションのローンを完済してから2棟目・2戸目を購入するよりも、「複利」の考え方で早めに2棟目・2戸目を購入したほうが、早く資産を増やすことができます。マンション投資の複利効果を得るための手法として主要な方法です。また複数の物件への投資はリスク分散の方法としても注目されています。

 

リフォームやリノベーションを行う

入居者の退去時の原状回復のタイミングごとに、利益を元手にこまめにリフォームやリノベーションをおこなうことも手法のひとつです。マンションとしての価値を高め、利益アップを狙うことができます。

 

繰り上げ返済をする

繰り上げ返済をして元本を減らすことで、返済額を削減することができます。繰り上げ返済が進めば進むほど物件の完済スピードも速くなり、その分、毎月の家賃収入が増え、さらにその増えた分を繰上げ返済に回すことができます。

 

マンション投資の複利効果による注意点

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マンション投資で複利効果を狙う上で注意しておきたい点があります。それは、マンション投資から生まれるキャッシュフローを安全に再投資に回せるかの判断です。

 

マンション投資のシミュレーションを行う際は様々なリスクを想定し、利益を出すことができるか綿密に考える必要があります。たとえば、変動金利で借りている場合は金利上昇にどこまで耐えられるか、空室リスクを甘く見ていないかなど厳しくシミュレーションすることが必要です。