日常生活の小さな心がけが膝を守る
加齢とともに症状が出やすい変形性膝関節症は、日常生活を少し改善するだけで予防に繋がります。
・生活を「和式」ではなく「洋式」にする
頻繁に正座をする生活は、膝に負担をかけます。できれば椅子に座るなど、洋式の生活を心がけましょう。
・すり減った靴を使わない
靴底がすり減っていると、クッション性が乏しく膝に負担をかけてしまいます。硬い靴も同様で、歩くときに反動で膝への衝撃が大きくなってしまいます。クッション性が高い靴を選びましょう。
・膝に違和感があるときはランニングやウォーキングは控える
ランニングやウォーキングは、着地のとき膝に大きな衝撃を与えます。また、ゴルフやテニスも膝をひねる動作が多く、膝に負担をかけがちです。膝に違和感を感じるときは、これらのスポーツを控えましょう。
また、太り気味の人は減量をして、膝に負担をかけないようにしましょう。BMIが25を超える人は要注意です。
膝の健康を守るのは、毎日の小さな心がけです。ぜひ、いくつになっても元気に歩ける体を維持するために、「ちょっと早いかな?」と思うかもしれませんが、40代のうちから生活を見直すことをおすすめします。
塗山 正宏
世田谷人工関節・脊椎クリニック
院長
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】