「売買価格は厳密に決めたほうがいい」という考え方があります。しかし、あまりに厳密さを求めすぎると損をするリスクがあると、株式会社ソーシャルインベストメントの川合一啓氏はいいます。みていきましょう。
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売買価格は「大雑把」に決めた方がいい
そこで、これらのリスクを回避するために、「売買価格を大雑把に決める」という考え方があります。
株価は数値ですので「〇〇円で買い」「△△円で売り」という想定はしてもよいですが、それを厳密なものとせず、「だいたいそれぐらいの価格で売買する」と捉えるのです。
その価格想定も、「十分に安い価格で買い、やや高い価格で売る」ことを前提にしておけば、安全性が確保できます。十分に安い価格で買えばその後に値下がりする確率も低いでしょうし、やや高い程度の価格で売ってしまえば再び下落して利益が消える(または損をする)確率も低くなるためです。
株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO
川合 一啓