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「FX取引に興味があるけど、何から始めればいいの?」
「勉強や練習、口座の開け方もわからないことがいっぱい」
いざFX投資を始めようとしても、一体何から手をつけていいのか分からないことだらけではないでしょうか。
政治経済はニュース程度ならわかるけど、FX取引をはじめるまでは金融の知識は皆無。私もトレードを実践するまでは、分からないことだらけでした。
一から始める際の手引きを書いている書物もなく、何を頼りに進めていいのか迷ったものです。
そこで、昔の自分を思い出しながら、手始めにとりかかることを分かりやすくステップにして、未経験者に向けて解説していきます。
一番初めに身につけるべき基礎知識から、どうやって経験を積んでFX取引を始めていくのかまで、ロードマップをお届けします。
この記事は、あなたがゼロからFX投資を始めるための手引きです。
記事を読むと今後あなたがどういうアプローチでFX取引を始めるべきかわかってもらえます。
・【STEP1】FXの基礎を勉強する
・【STEP2】デモトレードで実施して学ぶ
・【STEP3】FX口座を選ぶ
・【STEP4】FXの口座を開設する
・【STEP5】少額トレードを開始する
【FXの始め方】初心者がFX取引までに実践するべき5ステップ
ではまず始めにこの記事で解説する5ステップがそれぞれどういう役割なのかを整理していきます。
【STEP1】FXの基礎を勉強する
【STEP2】デモトレードで実施して学ぶ
【STEP3】FX口座を選ぶ
【STEP4】FXの口座を開設する
【STEP5】少額トレードを開始する
【STEP1】FXの基礎を勉強する
最初のステップはFXの基礎知識を身につけることです。
FXの仕組みがわからなければ、思いもよらない損失を被る可能性があります。
同時に、トレードを通した効率的な学びも得られません。
車の運転に例えてみると、交通ルールを学ぶステップになります。
交通ルールがわからずに運転を始めると、事故を引き起こす可能性が高いのは分かってもらえますね。
勉強するのは面倒臭いが、ここが一番大事なステップと言える。
しっかりとして基礎知識を身につけて、将来の投資に備えよう。
【STEP2】デモトレードで実施して学ぶ
基礎知識が身についたなら、デモトレードを始めましょう。
デモトレードは仮想環境で実際と同じようなトレードが行える練習ツールです。
デモトレードをやることで、本やWEBサイトを使った基礎勉強では身につけられないことが、実践を通して体験できます。
車の運転に例えると、教習所で実際に車を運転してみるようなものですね。
外から眺めているだけでは分からないことを、実践を通して学ぶプロセスです。
【STEP3】FX口座を選ぶ
一通りの実践練習が終わったなら、利用するFX口座を選びましょう。
利用する口座や使用するツールは、運転する車を選ぶプロセスに近いかもしれません。
FX会社はそれぞれ異なる特徴を持っています。
あなたが始めたいトレードのスタイルによって、適切な会社があるということですね。
理由は後述しますが、「少額トレード」が可能な会社を優先しながら、特徴を考えて選びましょう。
【STEP4】FXの口座を開設する
口座選びが完了したら、FXの口座を開設しましょう。
この記事では、口座開設のプロセスも説明していきます。
後で必要書類を確認すると足りないなんてことも。
ここで必要なプロセスや書類を説明するので、事前に準備しておいてね。
FX口座開設に必要な書類
1.本人確認書類
2.マイナンバー
書類集めと申請だけの簡単なステップですが、後で手間にならないように、ここでは一通りの口座開設プロセスに触れていきます。
【STEP5】少額トレードを開始する
そして、口座開設が終わったなら、あなたの余剰資金を使って少額からトレードを始めましょう。
なぜ少額から始めるべきかと言うと、初心者の内はトレードで損失を出しやすいからです。
イギリスにあるFXのオンライン教室「Forex School Online」が集計したアンケートからFX取引は経験者優位のトレードだとみてとれます。(49カ国計400名以上の投資家から調査)
利益をあげている投資家の平均投資年数:5.4年
損失をだしている投資家の平均投資年数:2.5年
初めから大きな金額を投資して大損するリスクを負うよりも、まずは小さな金額からスタートして経験を積むようにしましょう。
各言う私も初心者の頃に下手な売買をして、100万円近い損失を出しました。
本番トレードを始めてみると、実際のお金がかかっていることで、欲や願望がちらつき、合理的な判断を鈍らせるものです。
車を運転し始めた頃は、事故を起こすリスクが高いのと同様です。
「大きな事故」を起こすのではなく、慎重に進めて「すり傷」程度で済ませながら、経験を積む方が良いですよね。
【STEP1】FXの基礎を勉強する
では、ここから各ステップの解説を始めていきます。
まずは、「FXの基礎を勉強する」です。
FXの基礎知識を整理しながら、どうやって勉強していけば良いのかを説明していきます。
・FXとは? 仕組みを初心者向けに解説
・FXで必要となる基礎知識を覚えよう
・FXを本から体系的に勉強する
・WEBサイトからピンポイントで学ぶ
・セミナーに参加してFXを学ぶ
FXとは? 仕組みを初心者向けに解説
まずFXが何なのかを知らない方向けに、簡単に整理します。
「FX」は「Foreign Exchange」の略称で、日本語では「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」と呼ばれています。
2国間の通貨が上がったのか・下がったのかを予測し取引することでその差益を狙う金融商品です。
証拠金を担保としてFX会社に預け入れることで、投資金額に比べて大きな額の取引が行えます。
FX取引は、少額の資金で始められる資金効率が良い取引である反面、十分な知識がないと損失リスクが高いということも覚えておきましょう。
FXで必要となる基礎知識を覚える準備
ここからが、勉強の仕方の解説ですね。
FXには様々な専門用語があるので、まずは用語を覚えて行きましょう。
言葉の意味がわからないと取引はもちろん、勉強を進めることもできません。
これからFXの勉強を進めるに当たって、分からない言葉があれば調べる習慣が大事になります。
分からないまま勉強を進めてみても混乱することが多々あるわ。
一つ一つ理解を進めて行くことで、勉強が効果的に進むわね。
「FX用語辞典」はトレードや金融関連の用語が網羅されているので、そばにおいておくと便利です。
FXを本から体系的に勉強する
FXをこれから始める人が、基礎知識を身につける最初の一歩は本を読むのがおすすめです。
1冊で体系的にFXの知識がまとまっているので、トレードの全体像が掴みやすくなります。
WEBサイトやYouTubeでももちろん勉強はできますが、「為替ニュース」や「特定の分野に特化した記事」が多く、どうしても体系的な学びには繋がりにくくなっています。
以下の2つの本は、初心者がトレードに挑むための知識がわかりやすくまとめられていますので、勉強のとっかかりにおすすめです。
WEBサイトからピンポイントで学ぶ
そして、本を読んでも足りなかった知識は、WEBサイトも使って調べていきましょう。
1冊の本だけでは深掘りした知識を身につけるには不十分です。
これからトレードを始めるに当たって興味のあることが出てくるはずです。
疑問が出てきたなら、Google検索を使ってどんどん調べていきましょう。
この資産形成のWEBサイトにも色々な解説記事があるので、こちらも是非みてみてね。
トレードの考え方や為替の予測を知りたい方は、「高橋ダンさんのYouTubeチャンネル」もおすすめです。
元ウォール街トレーダーの日々の解説を聞いていくだけでも、自然と金融マーケットの知識が深まります。
あわせて読みたい:資産形成ゴールドオンラインのFX解説記事一覧
セミナーに参加してFXを学ぶ
そして、余裕があればセミナーにも参加してみましょう。
勉強を進める中で疑問が出て来ても、周りに答えてくれる人はいないかもしません。
セミナーに参加すると質問できるので、本やWEBで出てきた疑問の解消にもつながります。
FX会社主催のセミナーは、無料で受講できるのも多く、気軽に参加できますね。
遠隔の人でも参加できるオンライン形式のものもあるので、興味のある方はチェックしてみてください。
【STEP2】デモトレードで実践して学ぶ
基礎勉強ができたなら次はデモトレードで体験しながら学びましょう。
トレードに慣れるとともに、トレードでやるべき事を癖づけるのが目的になります。
ここでは、デモトレードで確認すべき6項目を紹介していきます。
・自分のトレードスタイルを見つける
・様々な注文方法に慣れる
・各通貨ペア・時間帯の特徴を知る
・テクニカル分析手法を試そう
・根拠のあるトレードで経験を積む
・損切りを徹底して資金管理を身につける
自分のトレードスタイルを見つける
FXには大きく分けて、「長期トレード」「スイングトレード」「デイトレード」「スキャルピング」と呼ばれる4つのトレードスタイルがあります。
取引手法 | 1回の取引時間 | 1日の取引回数 | テクニカル分析 | ファンダメンタルズ分析 |
スキャルピング | 数秒〜数分 | 1日に数回〜数十回 | ||
デイトレード | 数分〜数時間 | 1日に数回 | ||
スイングトレード | 数日〜数週間 | 1月に数回 |
決済するまでの期間によって、トレードの名称が異なっています。
デモトレードを始めるに当たって、4つのトレードスタイルを全て試してみましょう。
スキャルピングは、1日2〜3時間を固定してトレードしやすい反面、トレード中は画面に張り付く必要があります。
スイングトレードでは、1度ポジションを持って仕まえば時間は取られません。
しかし、政治経済の動向に値動きが左右されやすくなるため、ファンダメンタルズへの理解がより求められます。
自分の興味だけでなく、あなたの生活スタイルとも深く関係してきますので、試した上で自分にあったものを選びましょう。
私の個人的なオススメはスイングトレードから始めていくことです。
取引をするに当たって、大きなトレンドに乗ってエントリーすることが利益に直結します。
スイングトレードで大きな流れを理解できると、トレンドをフォローしながら短期間のトレードにも落とし込んでいきやすくなります。
様々な注文方法に慣れる
デモトレードで、全ての注文方法を試しましょう。
注文方法を使い分けられるようになれば、本番トレードでスムーズな発注が行えます。
【基本注文方法】
成行注文:リアルタイムのレートで取引を行う基本となる注文方法
指値注文:今より有利なレートの指定をして取引をする注文方法(主に利益確定)
逆指値注文:今より不利なレートの指定をして取引をする注文方法(主に損切り設定)
まずは、3つの基本的な注文方法を、しっかりマスターしましょう。
【応用注文方法】
IFD注文:新規注文と決済注文を同時に発注する注文方法
OCO注文:2つの注文を同時に発注し、片方が約定するともう片方がキャンセルになる注文方法
IFD-OCO注文:IF-DONEとOCOを組み合わせた注文方法
トレール注文:レートが上昇するとともに逆指値注文の値も上昇するレート連動型の逆指値注文
応用編については、ひとまずその機能を理解して、必要に応じて使えるようにしておけば大丈夫です。
こちらの記事で基本となる注文方法の活用が紹介されているので是非確認してみてください。
あわせて読みたい:【FXの注文方法】トレードスタイル別の最適な注文と適切な売買タイミング
各通貨ペア・時間帯の特徴を知る
主要な通貨ペア・取引時間帯の値動きの違いを学びましょう。
FXでは通貨ペアや時間帯によって値動きの特徴が異なります。
例えば、通貨ペアによって、トレンドが発生していたり、停滞していたりと状況は様々です。
「通貨の発行量」「金利差」「経済状況」によって、2国間の為替レートの方向性が変わってくるからです。
まずは、主要な通貨ペアである「米ドル/円」と「ユーロ/米ドル」を見ながら、トレンドの違いに触れてみてください。
また、時間帯によっても、値動きは異なります。
例えば、日本時間の日中時間は値動きが停滞する傾向にあります。
その反面、海外の投資家が参加し始める、「ヨーロッパの市場オープンの16時頃」や「ニューヨーク市場が始まる21時頃」は相場が活性化して値動きも活発になります。
値動きが活発になってきた方がトレンドができやすく売買のタイミングが出てくるってことだね。
テクニカル分析手法を試そう
デモトレードでテクニカル分析手法を試していきましょう。
先ほど紹介した本にも書かれているので、読んでもらえると一通りのテクニカル分析がわかります。
何から手をつけていいのかわからない人は、以下の分析をそれぞれ調べて試してみてください。
【テクニカル分析の基本】
トレンドライン:相場のトレンドを推しはかる最も大事なライン
ローソク足:ローソク足の形状によっても、値動きの強さや方向性がわかる
水平線:相場の指示・抵抗帯を見極めるためのライン
チャートパターン:チャートの形状によって今後の値動きの傾向が予測できる
移動平均線:トレンドの発生の見ると同時に、相場の指示・抵抗帯として機能しやすい
MACD:トレンドが転換する際の見極めになりやすい
テクニカル分析をする際のポイントは、必ず長い時間足のトレンドから分析を行うことです。
短い足のトレンドは、長い足のトレンドに収束されていく傾向があるため、この順序を守りましょう。
余裕のある方はテクニカル分析だけではなく、政治経済の動向と値動きの関係についても徐々に理解を深めていきましょう!
根拠のあるトレードで経験を積む
デモトレードから、テクニカル分析に基づいた根拠のあるエントリーを徹底しましょう。
金融先物取引業協会の調査によると、FX取引時に損失を出した理由の40%近くに挙げられたのが、「根拠の薄い取引」だからです。
(引用:その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会)
テクニカル分析を行うのは、エントリーの根拠を見つけるためです。
自信の勘に頼った取引をしていては、いつか必ず損失を出します。
また、根拠を持ってエントリーすると、トレードの振り返りが行えます。
どういうエントリー時に利益がでて、どういう時に損失を出しているのかを分析することで、トレードを改善する足がかりとなるのです。
損切りを徹底して資金管理を身につける
エントリー時の仮説が間違っていた際は必ず損切りする癖をつけましょう。
FXで損失を出す最も大きな原因は「損切り」にあるからです。
(引用:その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会)
私が大きく損失を出した原因は、損切りのための逆指値注文をズラしたことでした。
自分の勝手な期待や解釈で、当初決めた損切りルールを徹底できなかったため痛い目に会いました。
エントリーする際には、根拠が崩れた際の損切りポイントを決めて、ルールを守りましょう。
エントリーのラインから、損切りラインまでが予め決まると、損失許容額を自身で管理しやすくなります。
1回あたりの損失許容額を決めて運用すると、適切な資金管理に繋がります。
デモトレードから、損切りを徹底することで、本番トレードに移行する際も大損リスクを回避できますね。
あわせて読みたい:【倍速で学ぶ】FXデモトレードのおすすめ練習法6ステップ徹底解剖!
【STEP3】FX口座を選ぶ
デモトレードで、一通りの練習が終わったなら、資産運用する口座を決めましょう。
特に意識してもらうポイントは以下の5つです。
・少額から取引できる口座
・分析ツールが優れた会社を選ぶ
・スマホアプリが使いやすい
・取引コスト(スプレッド)が小さい口座
・スワップポイントが高い(マイナススワップが低い)
少額から取引できる口座
FXの未経験者なら、口座開設する際には少額スタートできる口座を優先させましょう。
この記事の冒頭で語ったように、運用当初は損失を出す可能性が高いためです。
痛手にならない余剰資産で始められるFX会社を選びましょう。
例えば、1,000通貨という単位から取引できる口座だと、最低証拠金となる4,000円を入金すると取引が始めれます。
とはいえ、リスク許容度を調整したり、一定期間運用していくことを考えると、1,000通貨に対して10万円程度を入金の目安とするのが無難です。
【少額資金と取引通貨の目安】
余剰資産100万円:10,000通貨以下
余剰資産10万円:1,000通貨以下
余剰資産1万円:100通貨以下
なくなっても痛手にならない金額はそれぞれ異なるでしょうから、自分にとっての少額とはいくらなのかという基準に沿って少額口座を選択してください。
失うと痛手となる金額を運用するのはもっての他ですが、少額過ぎても逆に真剣さに繋がり難くなります。
資産を運用している感覚が出てくる程度の少額が最適です。
少額から始められるFX口座一覧
分析ツールが優れた会社を選ぶ
続いて、口座選定にて分析ツールの性能を優先しましょう。
チャートの使い勝手やインジケーターの種類によって、分析のしやすさや分析の幅が変わってきます。
FX会社によって提供ツールが違うので、チャート画面の見やすさ、描画ツールの使い勝手、インジケーターの種類を比較して選びましょう。
デモトレードを利用すると実際の画面に触れられるので、実際に触ってみて使用感を確かめるのがおすすめです。
取引に利用したい口座と分析に利用したいツールが異なる場合は、使い分けも可能です。
私は複数の口座で資産運用しており、チャートを統一するため「Trading View」という外部ツールを分析に利用しています。
スマホアプリが使いやすい
パソコンでのツールの使いやすさだけではなく、スマホアプリの使い勝手も大事な要素です。
外出している際にチャートが確認できたり、注文を調整することができると、取引の幅が広がります。
最近では、主要なFX会社は全てスマホアプリを提供しているので、こちらも使用してみて使用感を確かめるといいですね。
スマホアプリは、ダウンロード画面で評価も確認できるので参考になるわね。
いずれにしても、無料でダウンロードできるので、実際に触れて確かめてみるのが一番よ。
FX会社スペック一覧比較
※GMOクリック証券:南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引通貨単位は10,000通貨単位
取引コスト(スプレッド)が小さい口座
続いて、取引コスト(スプレッド)が小さい口座を選ぶようにしましょう。
FX会社によって、1回あたりの取引コストが異なるからです。
取引回数が多くなると取引コストも馬鹿になりません。
【1年間にわたって10回/日の取引を行った場合のスプレッド】
取引量 | 0.1銭 | 0.2銭 | 0.3銭 |
1,000通貨 | 2,400円 | 4,800円 | 7,200円 |
1万通貨 | 24,000円 | 48,000円 | 72,000円 |
10万通貨 | 240,000円 | 480,000円 | 720,000円 |
スキャルピングトレードのように、1日に複数回取引する人はスプレッドの差は大きく響いてきます。
「米ドル/円」のスプレッドはどのFX会社も0.2銭程度と、非常に小さく統一されているぞ。
取引を検討している他の通貨ペアを比較すると選びやすくなるな。
FX会社スプレッド比較表
更新日:2024年12月9日。対円通貨ペアの単位は銭、対円以外通貨の単位はpips。
*GMOクリック証券のスプレッドは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
*SBI FXトレードのスプレッドは、1~1,000,000通貨の取引をした場合の基準値
*外為どっとコムは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
*マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)米ドル/円は5万通貨まで、ユーロ/円、豪ドル/円は1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨までのスプレッド。(9:00〜27:00) ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルは1万通貨まで、トルコリラ/円、南アランド/円は3万通貨までのスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
スワップポイントが高い(マイナススワップが低い)
長期間ポジションを持つ人は、スワップポイントが高い(マイナススワップが低い)口座を選びましょう。
スイングトレードなど日を持ち越すトレードをする場合、損益に影響するからです。
ポジションを次の日に持ち越す度に、スワップポイントという金利差の調整が発生します。
日本のような超低金利の国の通貨を売って、金利水準が高い国の通貨を買うと毎日利益が発生します。逆に金利水準が高い国の通貨を売って、日本の通貨を買うと毎日損失が発生するというわけです。
長期間のポジション保有を前提にした取引をする場合には、スワップポイントが優れた会社を選ぶようにしましょう。
短期投資中心ならスプレッドが大事、長期投資中心ならスワップポイントが大事というふうに考えてみて。
あわせて読みたい:【22社比較】スワップポイント一覧!おすすめのFX会社3選と通貨ペア
FX会社スワップポイント比較表
更新日:2024年12月9日
※広告を含む
【STEP4】FXの口座を開設する
利用するFX口座がきまったら、いよいよ口座開設です。
どういうプロセスがあるのか簡単に解説していきます。
事前に必要な書類を揃えておくと手続きがスムーズになりますね。
①口座開設ページで必要事項の入力
各FX会社の公式サイトからオンラインで申し込めます。
住所氏名のほか、現在の資産状況や投資経験といった簡単な設問に回答します。
FXだけでなく、株式や先物など他の投資サービスを提供している会社を利用する場合は、同時に他の口座を申し込むかどうかも選択できます。
②必要書類の提出
続いて、本人確認書類の提出が求められます。
本人確認は主に3つの方法が選択可能です。
・スマホで撮影(オンライン本人確認)
・WEBアップロード
・メール・郵送
特に、スマホ撮影を選択すると、スマホで身分証を撮影してアップロードするだけなのでオンラインで完結できます。
更に、本人確認がスムーズに進むため、開設にかかる時間も短くすみます。
必要書類には、「本人確認用」と「マイナンバー確認用」の2種類があり、それぞれ提出が求められます。
本人確認書類(下記から一つ)
・運転免許証
・健康保険証
・住民票
・印鑑登録証明書
・住民基本台帳カード
・マイナンバーカード(個人番号カード)
マイナンバー確認書類(下記から一つ)
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・通知カード
・マイナンバーの記載がある住民票の写し
・マイナンバーの記載がある住民票記載事項証明書
マイナンバーカードはいずれの書類としても利用できるので、1枚ですみますね。
申し込みの際は手元に用意しておきましょう。
③審査
申し込み内容をFX会社が審査します。
審査は1日〜1週間ほどの期間を要します。
会社によって異なるようですが、「スマホで撮影(オンライン本人確認)」を選択した場合、最短で即日の口座開設が可能となります。
審査基準は公開されておらず、FX会社毎に異なるようなので、万が一審査に落ちても別会社では審査に通るということがあり得ます。
審査に落ちる原因には「入力間違い」が多いので、申し込み前には入力情報を精査してからデータを送信するようにしましょう。
④本人確認コードの郵送
審査に通ると、「メール」または「簡易書留」で開設完了通知が届きます。
「オンライン本人確認」ならメールで、「メール・郵送確認」の場合は簡易書留で通知が届く会社が多いようです。
「オンラインで本人確認」する方が、審査の期間も確認コードの受け取りも迅速に進むので便利ですね。
届いた通知書にFX口座のログインIDとパスワードが記載されているので、それを使って口座にログインが可能です。
後は、各口座の指定した方法で口座に入金するとトレードが始められるようになります。
【STEP5】少額トレードを始める
口座が開設できたなら、少額の取引から始めるようにしましょう。
理由はこれまで、説明してきましたね。
こでは、少額トレードを開始する際に、実践してほしい3つのポイントについて解説していきます。
・デモトレードで学んだ事を実践する
・自分のトレードルールを徹底する
・トレード記録を記録し、振り返り・改善する
デモトレードで学んだ事を実践する
まずは、デモトレードで練習したことが、変わりなく実践できるか試しましょう。
口座によってスプレッドやスリッページの違いがみられたり、実際の資金を運用することでのメンタル面で感じ方が異なるからです。
特にメンタル面での差は顕著に出てくるはずです。
儲けたいと思う欲や、含み損を抱えている時の感情は、お金のかかっていないデモトレードでは感じられないものです。
本番トレードでも冷静に取引できるように慣れていきましょう。
自分のトレードルールを徹底する
本番トレードを始めるに当たってのポイントが、トレードをする際のルール作りです。
ルールを設けて徹底することで、感情的な取引による損失が防げるようになるからです。
【基本の決め事例】
時間帯:取引する時間帯を限定すると時間帯による値動きの傾向がつかめる
通貨ペア:取引する通貨ペアを限定すると値動きの傾向がつかめる
エントリー根拠:客観的な根拠で取引すると、感情の入り込む余地がない
損切りの徹底:一定の損切りラインを定めてトレードすると、大損することがない
実際に運用を始めると、「根拠のあるエントリー」や「損切り」を徹底していたつもりでも、できていないことが多々あります。
淡い期待や推測ではなく、客観データを元に取引できるようルールを作って徹底しましょう。
トレード記録を記録し、振り返り・改善する
そして、自身のトレード記録をつけ、定期的に自身のトレードを振り返るようにしましょう。
過去の取引を振り返り、負けた原因を分析することが、勝率を高めるための一番の近道となるからです。
【記録として残すべき6項目】
・取引時間
・取引数量
・通貨ペア
・エントリー価格・決済価格
・エントリー・決済の根拠
・反省事項
記録を残すことで、
・どういったエントリーが勝っているのか?負けているのか?
・自身がトレンドルールを徹底しているのか
・損切りや利確のタイミングは正しかったのか
こういった振り返りをすることができます。
間違っていたことを改め、優れている取引パターンを増やすということを徹底すると、自ずと勝率は上がっていくはずです。
あわせて読みたい:【少額FXでおすすめの口座3選】小さく始め大きく稼ぐ2ステップ!
経験ゼロの初心者におすすめのFX会社3選
こちらでは使いやすさと総合力という観点から、初心者におすすめのFX会社を紹介します
先ほど口座の選び方を解説しましたが、気になる会社が見つかった方はそちらを是非とも試してください。
そうでない方はこちらのオススメ3社も試してみてください。
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 新規FX口座開設+お取引で 最大1,000,000円キャッシュバック |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位
・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者から上級者が使っているFX会社だ。
初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!
100円からできるFX「松井証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.1銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
・1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!
レバレッジ1倍なら100円、25倍なら5円という少額で取引ができるのが最大の特徴よ。
少額から取引ができるので大損するリスクが無く、初心者でも安心して取引ができるわ。
低スプレッド・高スワップ!「GMO外貨」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大1,000,000円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
・1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!
スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。
高機能の分析ツールが有名で、スマホでのツールも使いやすく人気の高いFX会社。
もっと詳しくFX会社を比較検討して見たい人は、こちらの記事も参照してみてください。
あわせて読みたい:【2024年最新版】おすすめFX会社!22社を21項目で徹底比較
これからFXトレードを始める初心者へ
ここまで、ゼロからFXをスタートする人向けに、どうやってFX取引を始めていくのかというアプローチを解説してきました。
最後にもう一度、アプローチの順番を確認しましょう。
【STEP1】FXの基礎を勉強する
【STEP2】デモトレードで実施して学ぶ
【STEP3】FX口座を選ぶ
【STEP4】FXの口座を開設する
【STEP5】少額トレードを開始する
この記事で一番伝えたいことは、焦らず着実に一歩一歩進んで行くことです。
FXの取引を行っている投資家の中には、機関投資家もいれば、10年選手の個人投資家もいます。
右も左も分からない中トレードを初めても、市場の鴨にされるだけです。
自分の優位性のあるトレードを確立するまでは、大怪我を負わないように時間をかけて学んで行くべきなのです。
しかし、一旦勝てるようになったら、今後数年〜数十年と資産を増やすことができるはずです。
目先の半年の利益を急ぐことなく、長期スパンで向き合ってください。
長文記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
GMO外貨|FX・CFD・バイナリーオプション
GMOクリック証券 - FXなど投資を身近にもっと便利にするネット証券会社
Learn to Trade Forex Online - Forex School Online 一般社団法人金融先物取引業協会