再生可能エネルギー、電気自動車(EV)、人工知能(AI)、宇宙開発……最先端のテクノロジーと、そのような分野に進出している企業への投資を検討している投資家は少なくはないでしょう。しかし、そこには危険もひそんでいます。その理由をみていきましょう。
再エネ、電気自動車、AI…「最先端技術」への投資が実は危険な理由【投資のプロが警告】 ※画像はイメージです/PIXTA

経営者の発言やメディアの煽りに振り回されていないか

また、経営者やメディアが発する情報にも、注意が必要です。

 

経営者は、明るい未来を語ります。「未来のことなどわからない」「我が社の将来もわからない」などとはいえないからです。だから、自社が明るい未来に貢献するといいます。なかには、「法螺」ともいえる大きなことをいう人もいます。

 

またメディアも、物事を大げさに語る傾向があります。そうでないと注目を集めることができないからです。そしてそれは、技術革新やそれに伴う明るい未来に関しても同様です。

 

また証券会社や金融関係メディアも、世間がそういった株に注目するほど、それが自社の利益となります。一方、「~という可能性もあるが、そのときになってみないとわからない」などという情報は、やはり受信者側からすると面白みに欠けます。

 

かくして、巷には明るい未来が語られることになります。

 

しかし投資家たるもの、それに振り回されてはいけません。そんな未来の実現可能性や、関連企業の適正な株価を、冷静に考えるべきなのです。

確実な「未来」はない…みずから予測することが重要

最新技術を用いた明るい未来が訪れる可能性はありますが、そんな会社に投資をするならば、それは絶対確実なことではない、ということを十分に考慮しておくべきではないでしょうか。

 

また、仮にその会社が明るい未来を実現するとしても、株価の高低には十分注意する必要があるでしょう。

 

投資家たるもの、経営者の発言やメディアの煽りに振り回されず、未来は自分で予測するべきなのです。

 

 

株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO
川合 一啓

 

 

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