日常の「当たり前」を奪う…股関節異常「14のサイン」と「5分の予防」【専門医が解説】

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日常の「当たり前」を奪う…股関節異常「14のサイン」と「5分の予防」【専門医が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

意外と感じている人が多い股関節の違和感。「屈めない」「靴下が履けない」「正座ができない」などの自覚がある場合はかなり症状が進行している証拠です。「予防のためにも、症状改善のためにも効果的なのはストレッチ」だと、世田谷人工関節・脊椎クリニックの塗山正宏院長はいいます。本記事では、たった5分間で股関節の動きがびっくりするほど滑らかになる簡単なストレッチを、塗山院長がわかりやすく解説します。

股関節が驚くほど滑らかに!「5分間ストレッチ」

股関節の違和感を解消し、つまりをほぐすには股関節の可動域を広げることが大切です。どの関節もそうですが、人間の体は使わない部分は衰えてしまうからです。

 

そのために最適なのは、ストレッチ。可能なら毎日行い、日常的に刺激を与え続けると、少しずつ股関節の可動域が広がって、違和感やつまりも解消されるでしょう。

 

ストレッチの注意点は「痛みを感じない程度に」「呼吸とともに行う」


股関節の動きには、次の6つの動きがあります。

 

1.屈曲…脚を曲げる
2.伸展…脚を伸ばす
3.外転…脚を外側へ開く
4.内転…脚を内側へ入れる
5.外旋…脚を外へ回転させる
6.内旋…脚を内へ回転させる

 

「屈曲と伸展」「外転と内転」「外旋と内旋」というように、それぞれ相反する動きがセットになっています。ストレッチを行うときには、その相反する力を利用します。

 

(1)片膝をついてもう片方の膝を折り曲げる「屈曲」と「伸展」のストレッチ

 

1.右膝を深く折り曲げ、左脚のつま先を床につけて、左膝も床につけるようにゆっくり腰を落とす
2.腰が前屈みにならないように気をつけ、15〜30秒間キープする

3.反対側も同様に行う

 

[図表1]「屈曲」と「伸展」のストレッチ
[図表1]「屈曲」と「伸展」のストレッチ

 

これは、屈曲と伸展を同時に行うストレッチです。右脚は屈曲、左脚は伸展になっています。

 

股関節が硬い人は、腰が思うように落ちないかもしれませんが、前屈みになってしまうと後ろの右脚が伸展しなくなってしまうため、腰をまっすぐに落とすことを意識しましょう。

 

(2)足を深く折り曲げる「外転」「屈曲」のストレッチ

 

1.右膝を深く折り曲げながら腰を落とし、左脚を伸ばす
2.腰を下ろした姿勢で15〜30秒キープ。反対側も同様に行う

 

[図表2]「外転」「屈曲」のストレッチ
[図表2]「外転」「屈曲」のストレッチ


このストレッチは左右の脚に対して、外転と屈曲の動きをさせています。

 

実際に行ってみるとわかると思いますが、両脚とも、股関節をグルっと外側に回転させつつ、太ももをお腹につけるようにして屈曲させています。股関節が硬い人は、足幅を狭くして行うとやりやすいでしょう。

 

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※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。