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日常品の度々の値上げ…諦めぎみの人、許容できない人
――パンがすごい値上がりしてる!
――しょうゆやマヨネーズも!
——電気やガスまで値上がり!
先日、消費者庁が発表した『外食及び生活関連物資等の値上げ等に関する意識調査結果』によると、多岐商品に渡り、値上げを実感していることがわかりました。
Q.価格の上昇はどのような分野に及んでいると感じますか。
穀物(小麦粉、パン、パスタ等):79.4%
調味料(しょうゆ、食用油、マヨネーズ、マーガリン等):72.9%
自動車関連(ガソリン等の維持費を含む):64.6%
光熱・水道料金(電気・ガス等):58.5%
野菜、精肉等の生鮮食品:47.4%
日用品(家庭用品消耗品、雑貨等):28.6%
外食:24.9%
冷凍食品:23.8%
出所:消費者庁『外食及び生活関連物資等の値上げ等に関する意識調査結果』より
そもそも、食品など、生活関連品の値上げに対して、83%の人が「仕方がない(「状況を踏まえると、各種のモノやサービスの値上げは仕方ないと思う」「商品によってはある程度の値上げは仕方ないと思う」の合計)と回答。世界情勢など複数要因による値上げに、多くの人が諦めるほかないと考えています。
一方で「値上げは許容できない」という人は、20代で33.3%で最も多く、続いて30代が17.9%、70代が14.6%。収入面で余裕のない若年層や、年金が頼りとなる高齢者は、今回の値上げで大きな打撃を受けていることがうかがえます。
このような値上げに対し、特売や時間帯割引などを狙ったり、店をはしごしたり、まとめ買いしたりと、涙ぐましい努力をして、なんとかやり過ごしています。
Q.買い物等をする際に特に意識していること、あるいはこれから意識しようと考えていることは?
特売日や時間帯割引等を狙って 商品・サービスを購入する:64.7%
いくつかのお店を比較して安いところを選ぶ:49.5%
ポイント制度が充実しているお店で 商品を購入する :41.9%
容量の大きいお得なサイズのものを 購入したり、まとめ買いをする :37.7%
類似の商品を比較して安いものを選ぶ:36.0%
嗜好品の購入量を減らす:24.1%
出所:消費者庁『外食及び生活関連物資等の値上げ等に関する意識調査結果』より