警察庁から犯罪の発生状況をまとめた『犯罪統計資料』が発表されました。コロナ禍で社会情勢が変わるなか、世の中の犯罪はどのようになっているのでしょうか。みていきましょう。
都道府県「犯罪検挙率」ランキング…1位と47位の差、50%以上 (※写真はイメージです/PIXTA)

都道府県別に「認知件数」と「検挙率」をみていくと

都道府県別にみていきましょう。刑法犯が最も多く発生したのは「東京都」で、年間7万5,288件。「大阪府」「埼玉県」「愛知県」「神奈川県」と続きます。また窃盗犯のトップも「東京都」で4万8,220件。こちらも「大阪府」「埼玉県」「愛知県」「神奈川県」と続きます。

 

【都道府県別「刑法犯認知件数」上位10】

1位「東京都」7万5,288件

2位「大阪府」6万2,690件

3位「埼玉県」4万0,166件

4位「愛知県」3万7,832件

5位「神奈川県」3万3,252件

6位「千葉県」3万2,638件

7位「兵庫県」3万0,003件

8位「福岡県」2万6,337件

9位「北海道」1万8,429件

10位「静岡県」1万4,440件

 

【都道府県別「窃盗犯認知件数」上位10】

1位「東京都」4万8,220件

2位「大阪府」4万5,105件

3位「埼玉県」2万7,979件

4位「愛知県」2万4,649件

5位「神奈川県」2万3,970件

6位「千葉県」2万3,715件

7位「兵庫県」1万8,313件

8位「福岡県」1万7,484件

9位「北海道」1万1,115件

10位「茨城県」1万0,613件

 

出所:警察庁『犯罪統計(令和3年1~12月分 確定値)』より

 

犯罪の認知件数は、人口集積地が多くなる傾向にあります。では検挙率はどうなのでしょうか。見ていきましょう。

 

刑法犯の検挙率は全国平均45.5%。そのようななか、検挙率トップは「山形県」で82.0%。続く「福井県」は78.1%。「秋田県」「島根県」「鳥取県」と続きます。

 

また窃盗犯の検挙率についてもみていくと、全国平均は40.9%。そのようななかトップは「福井県」で検挙率80.5%。続く「山形県」は79.3% 。「秋田県」「島根県」「佐賀県」と続きます。

 

【都道府県別「刑法犯検挙率」ランキング】

1位「山形県」82.0%

2位「福井県」78.1%

3位「秋田県」74.9%

4位「島根県」73.8%

5位「鳥取県」73.2%

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43位「茨城県」40.9%

44位「埼玉県」39.6%

45位「愛知県」39.5%

46位「千葉県」37.9%

47位「大阪府」29.6%

 

【都道府県別「窃盗犯検挙率」ランキング】

1位「福井県」80.5%

2位「山形県」79.3%

3位「秋田県」76.0%

4位「島根県」74.4%

5位「佐賀県」72.9%

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43位「東京都」34.6%

44位「千葉県」34.2%

45位「埼玉県」33.4%

46位「愛知県」33.2%

47位「大阪府」22.7%

 

出所:警察庁『犯罪統計(令和3年1~12月分 確定値)』より

 

傾向として犯罪件数が多い地域は、自ずと検挙率は下がってしまう傾向にあることがわかります。全国的に犯罪件数は減少傾向にありますが、コロナ禍という特有の情勢を背景に、増加している犯罪もあります。そのような犯罪を許さないためにも、地域の防犯力が必須です。