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連載現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法【第64回】

顔になにか「入れている感」は避けたい…「40代からほうれい線が気になる」人に最適な治療法【専門医が解説】

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顔になにか「入れている感」は避けたい…「40代からほうれい線が気になる」人に最適な治療法【専門医が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

Zoom会議などで自分の姿を客観的に評価する機会が増え、アンチエイジングを始める方が増えています。自然な美しさを実現するためには、「基本を抑えたケア」が重要です。本記事では、目黒げんクリニック院長の市原佑紀氏が、アンチエイジングの基本について解説します。

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美容医療で「顔に“ケアしている感”が出てしまう」ワケ

今までの美容医療では、“ケアしている感”が顔に出てしまうことが多くありました。“ヒアルロン酸顔”などという言葉が、それを象徴しています。

 

弛みや皺というマイナスを、単に「埋めようとしてきたこと」が原因です。

 

そもそも弛みは「土台のボリューム」が減ることによって生まれます。

 

人の骨は年をとるごとに痩せるので、年齢とともに顔の骨も痩せていきます。そうすると、それまで骨の上に乗っていた筋肉や脂肪や皮膚は、重力により下へ落ちることになります。これが弛みです。

 

皮膚は、太陽光を浴びたことによる「光老化」で痩せ、ターンオーバーも乱れ、張りのある状態を保つことができなくなります。

 

骨が痩せる一方で、顔の筋肉は年々力が強くなるため、顔が動くごとに痩せた皮膚に力が加わり、クシャクシャと皺が入るようになってしまうのです。

 

また顔の脂肪はというと、何層にもわたって重なり合っており、年を取るにつれてボリュームが減る脂肪、変わらない脂肪、逆に増える脂肪など、部位によってまちまちです。


それぞれの組織が、それぞれの組織ごとに変化することで起こるエイジング。それを単に、ヒアルロン酸の注入などの「足し算」のみで解消しようとしたとしても、ナチュラルからは程遠くなってしまいます。

 

では、エイジングとはどのように付き合っていけばいいのでしょうか。

 

アンチエイジングの手段は、大きく4つに分けられます。

 

◆アンチエイジングの手段

 

①「フェイスリフト」など、皮膚を切開する手術

 

②糸リフト(糸を顔の中に通し、中身だけ引き上げる治療)

 

③「ヒアルロン酸」「ボトックス」など、注射で行う注入治療

 

④機械で組織に熱を加え、引き締める治療

 

TwitterやYouTubeなどで多くの医師や病院が情報を発信している今、患者さんの多くは事前によさそうな情報を集め、「XXXをしたい」と治療方法を決めて来院されます。

 

しかし、医師が詳しく悩みを聞いて提案する治療方法は、患者さんが希望する手段とは異なることが多いです。

目黒げんクリニック 院長

形成外科専門医
アンチエイジングを中心に、自然な美しさを実現する美容医療を提供している。
雑誌などでも精力的に執筆活動を行っている。

<略歴>
2011年 大阪医科薬科大学医学部卒
2011年 大阪医科薬科大学病院にて初期研修
2013年 大阪医科薬科大学 形成外科 入局
2014年 筑波大学医学医療系 形成外科 勤務
2015年 大阪医科薬科大学 形成外科 勤務
2019年 日本形成外科学会専門医 取得
2019年 加藤クリニック麻布勤務
2021年 目黒げんクリニック開設

著者紹介

連載現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法

※本記事は、最先端の「自分磨き」を提供するウェルネスメディア『KARADAs』から記事を転載・再編集したものです。

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