顔になにか「入れている感」は避けたい…「40代からほうれい線が気になる」人に最適な治療法【専門医が解説】

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顔になにか「入れている感」は避けたい…「40代からほうれい線が気になる」人に最適な治療法【専門医が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

Zoom会議などで自分の姿を客観的に評価する機会が増え、アンチエイジングを始める方が増えています。自然な美しさを実現するためには、「基本を抑えたケア」が重要です。本記事では、目黒げんクリニック院長の市原佑紀氏が、アンチエイジングの基本について解説します。

「ほうれい線が気になる理由」はひとつに絞られない

例えば、「ほうれい線が気になる」患者さんのケースです。

 

10代のころから気になっていたということであれば、それは鼻の横の溝が深いことが原因の、影によるほうれい線かもしれません。

 

そうなると、治療方針は「鼻横の溝を骨レベルで補填すること」になります。つまり、「足し算」が必要です。

 

補填する手段はヒアルロン酸・プロテーゼ・自身の軟骨など様々です。これについては“貴族手術”と検索してみるとイメージがつくと思います。

 

「40代になったくらいから気になってきた」ということであれば、頬の頂点を確認することで最適な手段を提案できるかもしれません。

 

10代の頬を見ると、目の下付近にスポットが当たっています。

 

しかし年を重ねるごとに、頬の土台となる骨が痩せていき、その上にあった皮膚や脂肪は重力に逆らえずに下に落ちていきます。すると、頬の頂点は目の下ではなく、ほうれい線の鼻横のあたりに位置するようにないます。

 

なのですが、鼻横のほうれい線の上の脂肪はnasolabial fatと呼ばれ、「年々ボリュームが増える脂肪」といわれています。

 

ほうれい線に加え、「頬が大きくなってしまったこと」が気になるということであれば、脂肪吸引か脂肪溶解注射のような脂肪を減らす「引き算」をご提案することになります。

 

頬が落ちた原因である「痩せた骨」を補填するということであれば、頬にヒアルロン酸や脂肪を注入する「足し算」をご提案することになります。

 

また、脂肪はあまりなく、皮膚の余りだけが悩みであるという場合には、機械で熱を加えたり糸で引き上げたりする「引き締め算」をご提案することになります。

 

加齢によるお顔の悩みには必ず原因があります。原因別に対応をするべきであって、単に皺や溝を何かで埋めるだけでは、ただただ顔が大きくなるばかりで、アンチエイジングにはなりません。

 

アンチエイジングの手段は「足し算、引き算、引き締め算」と様々です。バランスが偏って、顔の一部だけが若返ると、かえってエイジングを目立たせてしまうことになります。それぞれの手段を適切に活用することが大切です。

 

 

市原 佑紀

目黒げんクリニック 院長

日本形成外科学会 専門医

 

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※本記事は、最先端の「自分磨き」を提供するウェルネスメディア『KARADAs』から記事を転載・再編集したものです。

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