東京都心では、マンション価格がバブル超え。「そんな高いマンションを買えるか……」と思わず悪態をついてしまう水準です。いま、会社員が買える街とは。今回は、埼玉高速鉄道の始発駅「浦和美園」に焦点をあてます。
東京メトロ南北線延伸決定…乗り入れ路線の「埼玉高速鉄道」沿いにマイホーム検討はありか? ※画像はイメージです/PIXTA

コストパフォーマンスが魅力の「浦和美園」…ネックは都心からの距離

実際に「浦和美園」でマイホームを検討した際、気になるのは通勤時間。「赤羽岩淵」駅から東京メトロ南北線に乗り入れ、山手線に接続できる「駒込」駅へは34分。丸ノ内線や大江戸線に接続する「後楽園」駅は41分。「永田町」駅、「溜池山王」駅といった都心のオフィス街には50~55分。電車に揺られている時間は長いですが、始発駅というのが「浦和美園」のアドバンテージ。「通勤時間は長いが座れる」という条件が良しとする人であれば申し分ありません。

 

一方で「浦和美園」駅周辺の魅力といえば、何といっても手頃な価格水準。前出の国土交通省「土地総合情報システム」で駅周辺の中古マンションの価格をみてみると、駅から徒歩10分圏内、3LDK~4LDKで平均3,306万円。平米単価で50万円を切る水準です。都心からは離れますが、落ち着いた住環境と検討しやすい価格は、会社員の子育てファミリーにも検討しやすい水準だといえるでしょう。

 

一定の生活利便性を担保しつつ、落ち着いた環境で子育てがしたい……そんな思いを叶えるなら「浦和美園」は選択肢のひとつになります。

 

ネックになるのは、やはり都心までの距離。勤務先によっては往復2時間という場合も考えられます。住環境と天秤にかけ、どちらに傾くかはその人次第ですが、リモートワークから通勤に切り替わる会社も多いなか、通勤時間はマイホームの検討の際にも最重要項目になるでしょう。

 

また埼玉高速鉄道の初乗りの運賃は210円と、首都圏でも高い部類にはいります。電車に乗って家族でおでかけというシーンではほかの地域より高くつく、という不満の声もよく聞きます。

 

さらに開発段階にあることから、場所によっては街灯が少なく、不安を覚えるエリアも。サッカーの試合時など、いつもの落ち着いた環境から一転するときもあることは心に止めておきたいことです。

 

もし「浦和美園」でマイホームを実現するなら、プラスマイカーも準備しておきたいもの。東北自動車道浦和インターチェンジが近いほか、駅周辺には幹線道路が走り、道路環境は良好。ファミリー層に人気のロードサイド店も多く、車があればライフスタイルの幅がぐっと広がります。

 

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