商品のネタとなる「あなたの強み」を見つける自己分析です。なぜ、自己分析を最初に行うのかというと、「今すでにあるもの」を売ることが最もハードルが低く、準備期間もゼロなので今すぐ始めやすいからです。今回はこっそり副業で「どんな商品を販売するのか?」を見つけていきましょう。
まずは自己分析!「こっそり副業」で収益化の最短ルートを紹介 (※写真はイメージです/PIXTA)

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部屋の中から掘り出しものを見つけよう

それでは、いよいよ「こっそり副業術」の中身についてくわしく解説していきます。本稿は、あなた自身の自己分析を通して、「どんな商品を販売するのか?」を見つけることがテーマです。

 

▶仕入れに出かけるより、まずは家の中を!

 

まず行うのが、商品のネタとなる「あなたの強み」を見つける自己分析です。

 

なぜ、自己分析を最初に行うのかというと、「今すでにあるもの」を売ることが最もハードルが低く、準備期間もゼロなので今すぐ始めやすいからです。

 

例えば、フリマアプリでモノを売るときを想像してみてください。

 

「何か儲かりそうなものをどこかで安く仕入れて売るぞ…!」と時間をかけて小売店を巡るのもいいけれど、その前にまずは「家にあるいらないもので何か売れるものないかな?」と部屋を見渡してみると、案外売れそうなものが転がっていたりします。

 

仮に自分では「こんな不要品だけど売れるのかな?」と思ったとしても、どこかに「それが欲しかったんです!」という人さえいれば、自分の主観に関係なくバンバン売れてしまいます。

 

これはスキルシェアにおいてもまったく同じ。

 

【画像】あなたは「こっそり副業」に向いている?「チェックリスト」

 

まずは部屋の中から掘り出し物を見つけるような感覚で、あなた自身の中にある「商品として売れそうな強み」を自己分析でガシガシ見つけていきましょう。

 

▶どんな人にも強みがある

 

「自己分析して強みを見つけましょう!」というと、あなたはもしかしたら今「自分は本当に平凡で、強みなんてないんです…」と思ったかもしれません。

 

でも、私にいわせれば、「強みがない人」は存在しません。なぜかというと、「強み」とは、元をたどれば「自分の特徴」に過ぎないからです。

 

一人ひとり、持っている性格や経験・価値観は違うので、まったく特徴がなく「他人と瓜二つの人」なんて存在しませんよね。

 

そもそも私なりの「強み」の定義は何かというと、「目的を達成するために有利に働く特徴」のことです。ということは、「目的」が変われば「そのために使う特徴」も当然変わります。

 

1つわかりやすい例をお話します。

 

あなたが舞台役者を目指していて、今度オーディションがあるとします。そしてあなたの特徴として、身長は170cm、面長で大人っぽい印象の顔立ちをしている…と仮定しましょう。

 

1回目に受けたオーディションは恋愛モノで、募集しているのは「高校生のヒロイン役」。どちらかというと童顔で垢抜けない少女っぽい役を演じる女優を探しています。この条件において、あなたの「身長170cm」「大人っぽい顔立ち」は果たして強みになりそうでしょうか?

 

少し難しそうな気がしますよね。

 

では、次のケースだったらどうでしょうか?

 

2回目のオーディションはお仕事モノで、募集しているのは「世界で活躍するモデルを目指して努力する女性の役」。身長が高く、クールなイメージの女優を探しています。

 

今度はあなたの「身長170cm」「大人っぽい顔立ち」がバッチリ強みになりそうです。

 

つまり、同じ「身長170cm」「大人っぽい顔立ち」というあなたの特徴でも、場合によって強みになったり、弱みになったりする、ということです。

 

あなたの中に「強みはこれ」「弱みはこれ」といった固定化された要素があるのではなく、あなたの中にはただ無数の「特徴」があるだけ。

 

要するに「強み」とは、「目的達成に有利に働く1つの特徴」でしかないということなんです。

 

なので、「強みがあるかないか」を考えるのではなく、その人の「特徴」が状況次第で強みにも弱みにもなりうる、と考えるようにしてください。

 

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